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ブルーデイズ  作者: fujito
第一章 蒼い日々の始まり
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【二日目】 冒頭


 目が覚める。

 

 いつもの朝だ。

 私は、寝起きは良いほうだ。

 その辺は、自覚している。


 昔は、もっと早くに起きていた。

 もっと早くに起き、朝から仕事を始めていた。

 それが、ここに慣れてくるうちに、この時間に起きるのが、当たり前になってきている。


(良い事なのか、悪い事なのか……)


 ベッドから出て、棚の所に行く。

 ここに来て、初めて自分で買った物だった。


 大事な物を、大事に閉まっておきたい、そう思って、買った物。

 だから、この棚には、私の大事な物が、詰まっている。


 その棚の上には、何枚も、大事な写真を飾っている。


 いつも忘れぬよう。


 いつでも思い出せるよう。


 写真には、私の大事な人達が写っている。

 昔の写真は、ほとんど無い。

 だから、私が写った写真も、ほとんど無い。


 でも、最近は、皆、写真を送ってくるようになってきた。


(良い事なんだ)


 そう考える。


(私がここに来た事が、少しでも、皆の役に立っているのなら……)


 少し、古ぼけた写真がある。

 私が、写っている写真。

 そこには、たくさんの人が写っている。

 皆、少し痩せている。

 小さく写る私は、もっと痩せている。


 この前、送って貰った写真を見る。

 皆、笑っている。

 その中に、私は居ない。

 でも、それでもいい。

 皆が、笑ってくれてれば。


 時計を見る。


(さあて、準備をして、今日も頑張って仕事をしよう)



 私は、気合を入れなおした。



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