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第十五話 マイク合戦

 突然のはるかのマイクアピールに、会場全体が呆然と立ちつくす。そんな中、いち早く動いたのがシャドークィーンの狂子だった。狂子はリングサイドまでやってきて放送席のマイクを掴み

「おい、おい、おい、沢野!お前素人にも馬鹿にされてるじゃねーか。お前らのプロレスはお遊戯なんだよお遊戯!だからなあ、次のタイトルマッチはお前らにプロレスってどんなものか教えてやるよ。だから試合じゃなくて教育指導だよ指導。お前ら私達の指導についてこれるようにちゃんと練習しとけよ」

とマイクを放送席に戻して、花道を引き返した。

 京子のマイクアピールが終わった後、沢野がマイクを持って

「なんだとこらあ!汚いことばかりしやがって、指導だと!逆に私たちがお前たちプロレスが何たるかを指導してやるよ」

「それとエリカ!」

突然沢野に呼ばれてエリカは緊張して震える。

「今度の麻雀なあ!必ずお前らに勝ってやるからなあ!」

この沢野のマイクアピールに会場に熱気が舞う。そして観客たちは満足して会場を後にしだした。

 エリカは、怒れる沢野に怯えながら、今回のことをすぐに謝ろうと沢野達の居る控室に向かった。そして控室の中で談笑している沢野にすぐさま

「沢野先輩すみません。今回の件は松山先輩にきつく言っときますから」

と深々と頭を下げた。

「なかなかいいマイクだったぞ」

その予想外の沢野の返答にエリカは驚き声が出ない。

「あのマイクで会場がすごく盛り上がったし、みんな麻雀のことを注目してくれるぞ」

と沢野は語った。

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