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異端なる神聖調査官と聖騎士の奇跡事件録  作者: 嘉乃いとね
第1録:神の奇跡か、悪魔の罠か
5/52

5. 第二の犠牲者

 早朝、静寂を切り裂くように、修道院の鐘が響いた。


 それはまるで、何かの合図のように――。

 甲高く、異様なまでに鋭い音。

 通常の礼拝の鐘の響きとは明らかに違っていた。

 眠りを断ち切られるような、刺すような音だった。

 ミハエルは目を開け、天井を見上げる。

 すぐにコンラートの気配が動いた。

 ベッドに横たわっていたコンラートが飛び起き、険しい表情でミハエルを見る。

「……今の音……」

「急ぐぞ」

 ミハエルは短く言い、すぐにベッドを飛び出した。

 冷えた床板を踏みしめながら、急いで服を整える。

 コンラートもすぐに続く。


 鐘の音が響いた先は、修道院の僧房棟の一室だった。

 回廊に出ると、既に修道士たちがざわめいていた。

 蝋燭を手に持った者、ただ呆然と立ち尽くす者、祈りを唱えて震えている者――

 その誰もが、扉の向こうの“異変”を察していた。

 扉の内側には、死があった。

「何があった?」

 ミハエルが問うと、顔色の悪い若い修道士が震える手で扉を指さす。


「…か、…彼が」


 彼の声は掠れ、恐怖に押しつぶされそうだった。

 ミハエルとコンラートは直感した――第2の犠牲者が出たのだ。

 ミハエルは戸口に立ち、短く息をつく。

 扉の取っ手に手をかけると、わずかに血の痕がついていた。

 

 ギィィ……


 扉を押し開ける。

 血の匂いが、わずかに漂った。

 僧房の室内は整然としていた。

 机の上には開かれた聖典と、祈りのビーズ。

 静かな部屋だった。

 ただし、壁を除けば。

 そこには、見覚えのある血文字が刻まれていた。


「選ばれし者は、天へ召される」


「……またか」

 ミハエルは低く呟いた。

 室内の隅に倒れていたのは、ラウルの友人と名乗った修道士、シメオンだった。

 短く刈られた黒髪、帝国南部の陽に焼けた浅黒い肌。

 その手は虚空を掴むように伸ばされ、その顔には――驚愕と恐怖の表情が、凍りついたままだった。

 まるで、何かを見てしまった者の顔。

「死因は?」

 コンラートが僅かに眉をひそめる。

「一見すると、苦しんだ形跡はないな」

 ミハエルは屈み込み、シメオンの首筋に指を這わせた。

 脈は……すでにない。

 だが、彼の肌には微かに冷えた汗が浮かんでいた。

「直前まで、生きていたはずだ」

「ラウルのときと同じ文字……だが、遺体はそのまま残されている」

 ラウルは姿を消したが、シメオンは違った。

 それは単なる偶然なのか、それとも……?

 ミハエルの碧眼が、壁の血文字に向けられる。

「選ばれし者は、天へ召される」

「まるで神の掟のように書かれているな」

 コンラートが呟く。

「……いや」

 ミハエルは指で血文字をなぞり、僅かに口元を歪めた。

「これ、ラウルの時より不自然だ」

「不自然?」

「よく見ろよ。ラウルのときの血文字は、途切れ途切れだった。つまり、書いた者が苦しんでいた可能性がある」

「しかし、これは違う?」

「ああ、筆跡が妙に安定してる。しかも――」

 ミハエルは壁を軽く叩いた。

 鈍い音が響く。

「シメオンは、これを書いた直後に死んだわけじゃない、書く前に死んでいる」

 コンラートの表情が僅かに引き締まる。

「それが本当なら……誰かが彼を選ばれし者に仕立て上げたということか?」

 ミハエルは葉巻をくるくると指で回しながら、不敵に笑った。

「さて、問題は――誰が? そして何のために? だな」

 彼はなぜ、選ばれたのか?

 そして、次に神の奇跡を受けるのは、誰なのか?

 夜明けとともに、修道院に漂う空気は一層重く、冷たくなった。



 修道院には重い沈黙が落ちた。

 短い間にひとりが失踪し、そして死体が見つかった。

 それは、この静寂の中に潜むさらなる犠牲の予兆のようだった。

 そして何より――

 この修道院では、過去にも同じように、人が忽然と姿を消している。

 まるで、ここに巣食う何かが、飢えを満たすように。

 鐘の音が鳴り響くと、修道院の静寂が破られた。

 それはまるで何かが崩れ落ちる前触れのように、不吉な余韻を残していた。

 ミハエルとコンラートは、足早に回廊を進む。

 冷たい石の床が、靴音を吸い込むように静まり返っている。

 途中、すれ違う修道士たちは皆、一様に動揺した面持ちを浮かべていた。

 しかし、誰ひとりとして声を発さない。

「……妙だな。」

 ミハエルが低く呟く。

 その声音には、ただの違和感以上のものが滲んでいた。

「何がだ?」

 コンラートが問うと、ミハエルはわずかに目を細め、周囲を見回す。

「この修道院――妙に沈黙が多すぎる」

 コンラートも改めて辺りを見渡す。

 確かに、あの鐘の音に驚いたはずなのに、修道士たちは誰も口を開こうとしない。

 ただ、顔を伏せ、何かから目を背けるように、足早にその場を去っていく。

「まるで、何かに怯えているようだな」

 コンラートが慎重な声で言うと、ミハエルは口元に冷笑を浮かべた。

「さては神の奇跡が怖いのか? それとも――神ではない何かか?」


 やがて、二人は共同の食堂にたどり着いた。

 古びた木製のテーブルが並ぶその場所には、数名の修道士たちが集まり、低い声で何かを話し合っていた。

「ラウルの後を追ったのか……?」

「やはり試練だったのでは……?」

「いい加減にしろ! これは神の御業ではない!」

 突如、一人の修道士が声を荒げると、場が一瞬にして凍りつく。

 その静寂を破ったのは、ミハエルだった。

「……何の話だ?」

 不意に響いた声に、修道士たちは驚いたように振り返った。

「お前たち、 何かを知っているな?」

 ミハエルの視線が鋭く彼らを射抜く。

 その場にいた修道士の一人――30代半ばの男が、警戒するように口を開いた。

「……私たちは 神の啓示について話していただけです。」

「へぇ、神の啓示ね」

 ミハエルは無造作に椅子を引き、背もたれに肘をかけると、葉巻を指で転がした。

「神の啓示ってのは消えた修道士についてか?」

 修道士たちは、互いに目を伏せる。

「おいおい、俺は異端審問官じゃないんだぜ?」

 ミハエルは皮肉げに笑い、煙草の代わりにくるくると葉巻を弄ぶ。

「何を恐れている?」

 しばらく沈黙が続いた後、一人の若い修道士がぽつりと呟いた。

「……神の声を聞く者は選ばれると言われています」

 ミハエルの指先が一瞬、葉巻の動きを止める。

「選ばれる?」

 コンラートが眉をひそめると、若い修道士は静かに頷いた。

「選ばれし者は天へ召される……そう書かれていた」

 その言葉に、ミハエルとコンラートは目を見交わす。

「……血文字のことか?」

 若い修道士は、ぎこちなくもう一度頷いた。

「では選ばれるとは死ぬという意味なのか?」

 コンラートの問いに、修道士たちは顔を見合わせた。

 すると、先ほど声を荒げた男が、強い口調で言った。

「そんなわけがない! 神の導きとは死ではない!」

「だが、ラウルはいなくなった!」

「それは神の御業ではない!」

「なら、何なのだ!?悪魔だとでも?」

 やがて、抑え込まれていた感情が堰を切ったように溢れ出し、修道士たちの議論は次第に熱を帯びていった。声は次第に荒くなり、理性を超えた感情の応酬へと変わっていく。

 コンラートは腕を組み、厳しい眼差しで彼らを見つめた。

「……お前たちの間で、神の奇跡を信じる者と、疑う者がいるようだな」

 そのひと言が、冷水を浴びせたかのように、場を静寂に沈めた。

 年配の修道士の一人が、深く息をつき、静かに口を開いた。

「我々は神の奇跡を信じています。しかし……」

 その声音には、微かな躊躇が混じっていた。

「しかし?」

 ミハエルが促すと、修道士は言葉を選ぶように沈黙し、やがて低く続けた。

「もし奇跡の代償が消えることだとしたら……それは本当に神の御業なのでしょうか?」

「なるほどな」

 ミハエルは葉巻を転がしながら、薄く笑う。

「確かに、奇跡ってのは生を与えるものであって、奪うものじゃないよな」

 その言葉に、別の修道士が鋭く反応した。

「では、ラウルは神に選ばれたのではなく……何者かに消されたというのですか?」

「可能性としてはな」

 ミハエルは肩をすくめる。

「そんな馬鹿げたことを言う者こそ異端ではないのか?」

 声のトーンが険しくなる。

「ラウルは選ばれたのだ! それを否定することは神を否定することだ!」

「本当に神の仕業なのか?」

 コンラートが低く問いかける。

「神の仕業でないなら……悪魔の業だとでも?」

 沈黙が降りる。

 それは、冷たい刃物のように張り詰めた空気だった。

 ‘奇跡を信じる者’ と ‘奇跡を疑う者’ 。

 修道士たちの間に、ゆっくりと、しかし確実に信仰のあり方を巡る不穏な対立が生まれつつあった。

 ミハエルは静かに笑った。その笑みは、まるで何かを試すかのような、冷ややかな余裕を孕んでいた。

「いいねぇ、お前たち」

 彼はゆっくりと視線を巡らせる。

「信仰の名の下に、見事に分裂してるじゃないか」

 その言葉に、修道士たちの表情が強張る。

「奇跡だの選ばれし者だの、そんな曖昧な話に振り回されて、恐怖に怯えている。」

 ミハエルは、手の中の葉巻を弄びながら、冷たく言い放った。

「お前は信仰を愚弄するつもりか?」

 一人の修道士が怒りを滲ませながら問い詰める。

「いや……」

 ミハエルは肩をすくめると、碧眼を細めた。

「信仰を操ろうとする奴を疑っているだけさ」

 修道士たちが息を呑むのが分かった。

「奇跡ってのは、信じた者の心の中でしか起きないものだ」

 ミハエルは静かに言葉を紡ぐ。

 そして、わずかに口角を上げると、低く囁いた。

「だが、それを作る者がいるとしたら……?」

 修道士たちの間に緊張が走る。誰もが言葉を失った。

「神の声を聞いた者が消える。その奇跡を、誰かが 仕組んでいるのだとしたら?」

 その場を支配するのは、重い沈黙だった。

 まるで、誰もが答えを悟りながら、それを認めることを拒んでいるかのように——。


 食堂を出ると、修道院の静寂が再び二人を包んだ。

 通路の先、遠くで修道士の足音が響く。だが、それもすぐにかき消されるように消えていく。

 ミハエルは、ゆっくりと葉巻を口に咥えたまま、口元を歪める。

「……神の奇跡ねぇ」

 コンラートが隣を歩きながら、横目で彼を見る。

「何か引っかかることがあるのか?」

「おいおい、山ほどあるさ。……だが、決定的な何かがまだ足りないな」

 ミハエルは懐からマッチを取り出し、ぱちりと火をつけた。

「さっきの修道士たちの反応、あれは信じている者の反応じゃない」

「……どういうことだ?」

 コンラートが眉をひそめる。

「信じてるなら、もっと頑なに神の奇跡を主張するはずだろう?」

 火を灯したマッチの炎が、ミハエルの指先で揺れる。

「でも、アイツらはどこか疑っているように見えた」

「確かに、奇跡を信じる者と疑う者、どちらもいたが……」

「違うんだよ、コンラート」

 ミハエルは口元に冷笑を浮かべると、指先のマッチをふっと吹き消した。

「アイツら、何かを知っているのに、それを認められないんだ」

 コンラートは無言のまま考える。

 確かに、修道士たちの態度は単純に信仰で割り切れるものではなかった。

 彼らは信じたいと思っているが、どこかで恐れている――まるで、信仰そのものが揺らぐことを恐れるかのように。

「お前の推測では、彼らは奇跡を本気で信じてはいない……だが、それを認めることもできない?」

「その通り。だがな――」

 ミハエルは足を止め、コンラートの顔を見上げた。

「一番信じてない奴は、そもそもアイツらじゃないんじゃないか?」

「……?」

「この修道院で、奇跡を信じる必要がない立場の奴がいるだろう?」

 コンラートは一瞬考え、そして目を細める。

「……院長、か」

「ご名答」

 ミハエルはニヤリと笑い、葉巻を指先で軽く回した。

 修道院の鐘が鳴り止んでも、院長室の扉は静かだった。

 あれだけの騒ぎの中、院長ダミアン•クラウスは姿を見せない。

「……院長に話を聞きに行くぞ」

「そうだな。これだけの騒ぎの中、姿を見せないのは不自然だ」


 二人は回廊を進む。

 冷えた石畳が足音を吸い込んでいく。

 修道士たちはまだざわめいていた。

 蝋燭を手に持った者、怯えて祈る者、ただ呆然と立ち尽くす者――

 その誰もが、扉の向こうにある“異変”を感じ取っていた。

 ミハエルは院長室の前に立ち、軽く扉を見やる。

 コンラートが無言で視線を向けた。

「どうする? 叩くか?」

「……いや」

 ミハエルは軽く手袋を直すと、ノックすらせずに扉を押した。


 ギィ……


 鍵はかかっていなかった。

 院長室の中は、異様なまでに静かだった。

 カーテンは閉ざされ、室内は薄暗い。

 机の奥には、一人の男が座っていた。

 ローブをまとい、手には祈りのビーズ。

 しかし、その指先は僅かに震えている。

 彼の名はダミアン・クラウス。

 修道院の長として信仰を統括するはずの男。

 ミハエルは室内をざっと見渡し、扉を閉める。

「……随分と落ち着いてるな、院長」

 ダミアンの肩が微かに揺れたが、すぐに抑えた。

「神の御心により、試練が訪れることもあります」

「へぇ、そりゃ都合のいい試練だな」

 ミハエルは部屋を横切り、ダミアンの机の前に腰を下ろした。

「ラウルが消えたと思ったら、今度はシメオンが死んだ。壁には選ばれし者は天へ召されると書かれてた。どう考えても、ただの試練じゃないよな?」

 ダミアンはゆっくりと祈りのビーズを握り直す。

「……我々は、神の導きを信じるのみです」

「ハッ、そう言うと思った」

 ミハエルは短く息をつき、椅子の背もたれに身体を預けた。

「じゃあさ、ちょっと別の話をしようか。ここの予算、妙におかしいってさ。会計局の知り合いが言ってたよ」

 ダミアンの指が僅かに震えた。

「予算……?」

「そう、この修道院の予算が増えたのは勿論知ってるだろ?」

 ミハエルは気軽な調子で続ける。

「妙なんだよなぁ。修道院のために増額されたはずなのに、実際の支出はほとんど変わってねぇ。建物の修繕費も、設備投資も増えてない。なのに、どこからか金は流れてる」

「……それは、会計局の処理の問題でしょう」

 ダミアンは冷静さを装っていたが、声はかすかに揺れていた。

「かもな」

 ミハエルはニヤリと笑う。

「でも、ちょっと面白い話がある。ラウルもここの金の流れについて疑問を持ってたらしい」

 ダミアンの顔色が微かに青ざめる。

「……それは、誰から聞いたのです?」

「さぁな」

 ミハエルは肩をすくめ、葉巻を指先でくるくると回した。

「でも、面白いよな。ラウルは消え、その友人だったシメオンは死んだ。で、院長はこうして黙り込んでる」

 ダミアンは口を開こうとしたが、ミハエルがそれを遮るように続ける。

「これだけの騒ぎの中、なんでお前は姿を見せなかった?」

 コンラートが低く問いかけた。

 ダミアンは唇を僅かに引き結ぶ。

「……私は、ただ祈りを……」

「何に?」

 ミハエルが即座に言葉を被せた。

 ダミアンの喉が僅かに動く。

 沈黙。

 ミハエルはゆっくりと立ち上がった。

「……まぁ、今はいいや」

 軽く伸びをしながら、ダミアンを一瞥する。

「ただし、次の選ばれし者が出る前に、もうちょっと話を聞かせてもらうぜ」

 ダミアンは押し黙ったままだった。

「それじゃ、お祈りの邪魔をして悪かったな」

 ミハエルは扉に手をかけ、コンラートとともに部屋を出る。

 扉が閉まる直前――

 ダミアンのかすれた息遣いと、指に絡めたビーズが僅かに震える音が聞こえた。

 修道院の闇が、ますます濃くなっていく。

 院長室の扉が静かに閉じた。


 ミハエルは一歩後ろに下がり、軽く肩を回す。

 背筋を伸ばし、わざと気怠げに息をついた。

「さて、どうするかな」

 コンラートが隣に立ち、無言で腕を組む。

 院長室の中とは違い、廊下の空気は妙に冷たく、湿っていた。

 遠くから、修道士たちのかすかな囁き声が聞こえる。

 今の出来事を話しているのだろうか、それとも――何か別の不安を語っているのか。


 この修道院の雰囲気は、やはりおかしい。

 ミハエルはポケットから葉巻を取り出し、指先でくるくると回しながら、ふっと笑う。

「なあ、いっそ本当に会計局にでも入ってもらった方が、速攻解決するんじゃねぇか?」

 コンラートが横目でミハエルを睨んだ。

「お前……院長に発破を掛けただろ」

「ん?」

 ミハエルは悪びれた様子もなく、軽く葉巻を転がした。

「だってさ、ちょっとくらいつつかないと、ハチだって巣から出てこないもんだろ?」

 軽く笑いながら、手元の葉巻をくるりと回す。

 コンラートは呆れたように鼻を鳴らしたが、その表情は険しいままだった。

 不穏な空気が、修道院の隅々にまで染み込んでいる。

 そして、ミハエルたちはその巣の中心へと踏み込もうとしていた――。

お読みくださりありがとうございます。第一録のほぼ最後まで書き終え、あとはエピローグと推敲予定です。4話まで矛盾があると思うところは改稿しました。

予定を変更して今日から3/2まで毎日1話更新する予定です。よろしくお願いします♪


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