布団の中で絶賛‼︎春休み堪能中‼︎のオレでしたが、いきなり幼馴染とのニャンニャンイチャイチャを開催させてしまったお事件です♡
オレは、真野 恭太。
もうすぐ高校生になる。
そんなオレは今、春休みでのんびりライフを絶賛堪能中でございます‼︎
夜更かしからの、昼までぐっすりコースまっしぐら。
お腹が空いたら、起きます。
てなわけで、一度目覚めたが二度寝決定〜って、ぬくぬくしてうとうとしてたんだけど…
ぬくい…
オレの体温にさらになにかがプラスされているもようですね。
ミルク〜♡
ミルクちゃんとは、うちのかわいいにゃんこであります。
「かわいいでちゅね〜♡ミルクにゃーん♡」
オレは、ミルクをスリスリして、ワシワシとなでた。
今日のミルクは、シャンプーのいい匂いがします。
そして、めっちゃ毛が長くツヤツヤ。
「ん〜♡ミルクちゃんは、人間の髪の毛みたいにサラサラでちゅね〜♡」
って、撫で回してくんくんしてたんだけど…
なにかが…おかしいっ‼︎
バッと目を開けると…
そこにいたのは…
…
ミルクじゃないっ‼︎
「愛梨ーー‼︎」
「なんだにゃ〜ん♡」
「なんだじゃねーし‼︎なんでオレの布団に入ってんだよ⁉︎」
「えー…だって…寒かったしぃ…」
「さ、寒いとひとの布団入んのかよ?」
「うん」
…
「うんって…ダメだろ…」
幼馴染の愛梨は、懐っこい。
いつもオレの部屋に来てのんびりしている。
しかし‼︎しかーし‼︎
オレの布団に入るのは…ヤベ〜っすよね。
愛梨は、オレをなんだと思っているのでしょうかね⁇
思春期男子ですよ?
オレも一応…元気な男の子です♡
そんなヤカラの布団に入るって…どうかしてますよね?
しかも愛梨は、
「なんでダメ?」
って言ってくるんですよ⁉︎
でさ…
いつまでこいつは、この布団にいるんでしょうか…?
「あのさ…オレも一応男なんで…こういうことされるとさ…ね?」
「ん?どういうこと?」
「だから…一緒の布団にいると…その…理性とか、なんかそういうのが…ぶっ飛んじゃう…みたいな?」
「あー、ならぶっ飛んじゃえば?」
…
いいんだ?
ぶっ飛んじゃっていいんだ?
それって…意味わかってんのかな?
「オレさ、愛梨のこと好きって前に言ったよね?」
「うん。」
「でさ…前も好きって言って、うんってこたえてたけどさ…うんってそもそもどういうこと?」
「うんは、うんでしょ」
…
わからん。
「あのさぁ、好きな人が同じ布団にいたら…色々したくなるんよ…」
「たとえば、ニャンニャンするとかでしょ?さっきしてたよね?いいよ、別にニャンニャンしても」
…
はずっ…
「え、いや…さっきのは、ミルクと間違えたんだよ…」
「あ、そうなんだ。じゃあ、好きな人とニャンニャンって、どうやるの?してみせて?」
「えっ?いいの?」
「うん」
…
こやつは…真顔だけど…
今、どういう感情なんよ?
ほんとにいいんかな?
「え…じゃあ…していい…んっすか?」
「うん。」
…
ほんとにいいんだ?
ならば…
「じゃあ、ホラおいで」
って腕を差し伸べてみた。
そしたら、少し恥ずかしそうにオレの腕に頭を乗せる愛梨。
うわぁ〜。
腕枕〜‼︎
オレ、愛梨を腕枕してる〜‼︎
かわいすぎる…
オレは、腕枕したまま愛梨を抱きしめた。
なんやこれ〜‼︎
最高です‼︎
めっちゃ癒される〜‼︎
オレは、最高潮に幸せです‼︎
ぬくぬくした愛梨を抱きしめて、目をつぶり、気絶寸前でした。
あったけ〜♡
最高の温もり〜♡
癒しマシマシですって♡
これは…もう、マシュマロ風味漂うもちトロだき枕って名前がふさわしいっすねーって、とろけそうでしたよ。
そしたらさ、くちびるになにやらぷにっとしたあたたかいものが重なりましてね?
ん?
ガチのマシュマロ?ってびっくりして目を開けると、愛梨がイタズラな笑顔で笑ったんよ。
「ふふ、びっくりした?」
ってね。
「えっ、な、なにしてんだよ!いきなりそんな…なにしてんだよ?」
「キスだよ?」
キスだよって…
なんでそんな当たり前みたいな顔で言ってるんよ?
小悪魔ちゃんかよってんだよ⁉︎
「も〜っ、かわいすぎ♡」
「ふふ♡」
オレはそんなかわいい小悪魔の愛梨を抱きしめて、
今度はオレからチューってしてやった。
そして愛梨をみると…少し恥ずかしそうに
「ふふ♡」
って笑ったんよ。
「やば…もう可愛すぎるんよ。好き好き好き〜♡」
って言いながら、めっちゃ抱きしめたよね。
すると愛梨も、
「わたしも好きだよ」
って言ってオレに抱きついてきた。
キューン♡
「やばい…いきなり幸せすぎんだろ…」
「ふふ、わたしも幸せ♡」
チュ〜♡
「愛梨、もっかいしよ♡」
「うん、いいよ♡」
チュー♡
そんなこんなでオレは、めっちゃ春休みを堪能しまくりです♡
幸せすぎます♡
おしまい♡