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小さな少女と大きなバッグ


「おい! おいってば!」

 俺の言葉など、まるで耳に入っていないかのように、鷺ノさぎのみやは駅に向かう歩みの速度を緩めようとはしないかった。

「なにをどうすれば、そう言うことになるんだ? 俺は説明を要求するぞ!」

 その問いかけに、鷺ノ宮は振り向く事もなく、ただ一言。

「却下します」

「その却下を却下する!」

「なら、その却下の却下を却下するわ」

「えぇぇい! じゃあ、却下の却下の却下をキャッ」

 俺の口内に激痛が走った。そう、舌を噛んだのだ。

 俺という人間は、早口言葉が不得意であるという、全くもってどうでもよい事を、今この場で認識する事となった。

「そうだわ、荷物を取って来ないといけなかったわ」

 鷺ノ宮はてをポンと一つ叩くと、進んでいた方向を少しばかり変えた。

「おいおい、荷物って何だよ」

 慌ててその後ろをついていく俺の声に、勿論答えてくれる筈などはなかった。

 どうやら、基本的に俺の問いかけなどというものは、鷺ノ宮にとっては無視してしかるべき存在のようだった……。

 ほんの少し、涙が出そうになった28歳男子がそこには居た。

 


 そんなこんなで夜の街を歩く、28歳無職男子と、セーラー服の女子高生。

 この二人の取り合わせを、街往く人たちはどう思うのだろうか?

 まさか、命を狙われて、そこから逃げ帰ってきた二人とは決して思わないだろう。見たままでいくならば、冴えない30前男子が、女子高生と援助交際をしていると思われるのが関の山であろう。

――援助交際する金があるなら、牛肉を腹いっぱい食うわ!

 俺の脳内では現時点で性欲よりも、圧倒的に食欲が凌駕していた。

 しかし、考えなければならない。この女は俺の家に行くと言っているのだ。俺の家というのは1Kの安アパートだ。つまり部屋は一つしかないのだ。若い女子が俺の家にやってくる。しかも、セーラ服。いやいや、俺は制服が大好きなわけではないが、それでもやはりこのセーラ服の魅力という奴にはいくらか参ってしまったりはするわけで。

 現時点では、確かに食欲が勝っているわけだが、このあと食欲が満たされ場合、俺の欲望はどこに向かうのか……。

「いやぁ……まずいだろぉさすがにそれは……」

「なにがまずいの?」

 どうやら、心の声の最後の部分は空気を伝って言葉となって発せられていたらしい。

「い、いや、なんでもない。なんでもない! 確実になんでもない! 間違いなくなんでもない!」

「そこまで否定すると、怪しいといっているようなものだけれど。まぁ私には興味のないことだからどうでもいいわ」

 そう言って、鷺ノ宮は歩みを進める。

――良かった! 俺にまるで興味をもってなくてよかった! 俺の存在が空気でよかった!

 良かったけれど、なにか俺の中の大事な部分が傷ついた気がした……。

 よく考えれば、こんな物言いをする女と、変なことになるはずがないではないか! むしろ、こちらからお断りだ。 そうだ、そうなのだ、間違いなくそうなのだ!

「確かここだったわね」

 鷺ノ宮は、駅の近くにあるコインロッカーの前で足を止めた。

 それは、何の変哲もないどこにでもあるコインロッカーだった。

 四角形の物体が、まるで蜂の巣の穴のように、規則正しく並んでいた。

 そう言えば、俺はこのコインロッカーと言うものを、利用した記憶がほとんどない。何故ならば、ものをほんの少し預けるだけだというのにお金を取るなどという、暴利が許せないからだ。

 決して、ケチな訳ではないし、預けるようなものもないわけでもないのだ、と補足しておこう。

 そんな俺の思いなどはお構い無しに、鷺ノ宮はコインロッカーの一つに近寄ると、そこに鍵を差し込んだ。

 そして、その中に収められている荷物を引っ張り出していた。

 これはまさに引っ張り出すという表現がピッタリとは待っていた。何故ならば、コインロッカーの容量を確実にオーバーしているほどの大きなバッグを、無理やりに詰め込んでいたからだった。

 正直、鷺ノ宮千歳さぎのみやちとせは見た目の通りに非力だった。白く細長い腕には筋肉というものがついている様には見えなかったし、力仕事に向いているようにも思えなかった。

 そんな鷺ノ宮が必死になって、バッグを引っ張り出している様は、正直滑稽なものだった。

 だって、今までひたすらクールで通していた女が、うんしょ、うんしょと必死になってバッグを引っ張っているのだ。

 俺は少しばかり口元をほころばせては、その様子を見ていたのだが、そこに飛んできたキツイ視線が俺の体を刺し貫いた。

 それは勿論鷺ノ宮から向けられたものであり、それには『人が苦しむ姿を見て楽しむなんて最低な趣味ね。まさに世界の底辺を生きる三十前男にはピッタリな趣味だわ』と言うメッセージがこめられている様に思えた。

 けれど、鷺ノ宮は決してこうは思ってはいないだろう、『手伝ってくれ』と。

 出会ってまだ少しの時間しかたっていない俺の想像でしかないが、この鷺ノ宮千里と居女は、誰かの力を借りる事をとても嫌う。俺はそう思っている。

 そう思っているのに、わかっているのに、俺の身体はその考えとは逆の方向に動いていた。

 俺は鷺ノ宮が引っ張っているバッグに手をかける。

「なにをするのよ!」

 鷺ノ宮からは予想通りの言葉が飛んできた。

「こんな場所で、延々とえっちらほっちらしてると周りの目が痛いんだよ!」

 これは半分本当で、半分が嘘だった。

 実際問題、コインロッカーで荷物と格闘している女子高生とそれを見守る三十前男との図というものは、周りから見て良い印象を与えるものではなかったからだ。

 家で少女と、それをアダルトビデオにでも売ろうとしている男などと思われてはたまったものではない。

「わかったわよ……」

 鷺ノ宮は納得したかのように、俺にそのバックを引っ張り出す役を譲渡してくれた。

 俺はそのどう詰めたのかわらかないが無理やりコインロッカーにぎゅうぎゅうに詰まっているバッグと格闘をし、数十秒後にそれに勝利する事に成功した。

 俺はロッカーから取り出されたバッグを見て、その巨大さに唖然とした。

――ちょっと待てよ、ありえないだろ、物理的にありえないだろ。どうやってここにはいってたんだよ!

「細かい事を気にする男には幸せには訪れません」

 またしても、俺の心の中の突っ込みを見透かした鷺ノ宮の一言だった。

 そして、鷺ノ宮はそのバッグを背中に担いで見せた。

 後ろから見ると、小柄な鷺ノ宮の身長よりもでかいバッグのせいで、それはもはやバッグそのものとしか見えなかった。

 知らない人は後ろから見れば、『うわあああっ、バッグが一人で歩いているぅ』と驚愕の声を上げることだろう。

 俺はその危険を未然に阻止するべく、鷺ノ宮の背中に担がれたバッグを無理やりひったくると、自分の手に持ってやった。

「なにそれ、親切のつもりなの?」

「ああ、周りの人間の為の親切だけどな。駅前に歩く謎の巨大バッグ出現! なんて、変なパニックを起こしたくないもんでね」

「ま、まだこれから大きくなるのよ! 成長期はこれからなのよ!」

 鷺ノ宮は、白い頬を赤く膨らませては、俺に抗議の言葉を投げかけた。

 どうやら、自分の身長が低い事は、鷺ノ宮にとって大きなコンプレックスであるようだった。

「しかし、こんなでかいバッグになにを詰め込んでるんだ……?」

「全部よ」

「は? 全部?」

「そう、全部……」

「全部ってどういう事だ?」

 どうせ、この問いかけにも答えてはくれないだろうと思っていた。

 だから、この微妙にあいてしまった間にも、意味など無いと思っていた。

「私の――十六年間の人生全部よ……」

 答えは返ってきた。ただ、その答えの意味を俺が理解する事は出来なかった。

 その時、背を向けた鷺ノ宮の表情を、想像する事すらも、俺には出来ていなかったのだった……。



 そして、俺たち二人は駅までの道のりをそれから無言で歩いた。

 何故無言だったのか?

 話しかけるほどの余裕を、この糞でかいバッグの重さが与えてはくれなかったからだ。

――こいつ、よくこんなバッグを運べたもんだ。

 俺の脳裏には、このバッグをずるずると地面に引きずりながら時速1キロ以下で移動する鷺ノ宮の姿が浮かんだ。

 そうこしているうちに、俺達は駅についた。

「さぁ、行くわよ。和久かずひさの家に。切符はどこの駅まで買えばいいのかしら?」

 そう言って、切符売り場に向かおうとする鷺ノ宮を俺は重いバッグを地面に置きながら呼び止めた。

「待て! ちょっと待て! 切符を買うのまてぇい!」

「どうして? 回数券でも持っているの?」

 このSuicaの時代に回数券とは、服装と同様に時代遅れな女だ……。

「そう言う意味じゃなくてだな、もっと根本的な問題だ」

「さぁどんな問題なのかしら」

「何故に、鷺ノ宮は俺の家に行かなければならないんだという問題だ」

「それの答えならば簡単だわ。行く必要があるからよ」

「じゃ、何で必要があるんだよ!」

「あなたが『死の運命』から逃れる為よ」

「え……」

 俺は咄嗟に言葉を失う。

「ちょ、ちょっと待てよ。さっき俺はあの変態肉食デブから逃げ切ったよな?」

「ええ、多分そうだと思うわ」

「でもって、命の危機は去ったはずだよな?」

「ええ、一時的にはね」

「い、一時的?!」

「そう、一時的」

「てことは、まさか……。俺はまだ『死の運命』とやらに付きまとわれてたままって訳なのか……」

 俺の心臓は、鼓動のスピードを加速させる。

「そう言う事になるわね」

 鷺ノ宮は、あっさりと言ってのけた。それが、俺にとっての死刑宣告であるというのに……。

「だから、私が守るの」

「守る?!」

「そう、和久のそばで『死の運命』から」

「俺を守る……。守ってくれる……」

「だから、言ったでしょ。そう決めたって」

「決めたって、そんな事をそう簡単に決めちまっていいのかよ! さっきみたいにそっちの身に危険が降りかかる事だってあるんだろ!」

「そうね、あるかもしれないわね」

「それでもいいのかよ!」

「いいわ。だって決めたから」

 こいつの、鷺ノ宮の決心は揺るがないだろう。そう思えた。

 こいつは一度決めた事を覆すような奴ではない。それが自分の身に不幸を呼び込むことであったとしても……。

 何故、こんなことを決意してしまっているのか、今の俺にはわからない。

 俺にはわからない想像も付かないような、深い理由があるのだろう。そしてそれを今俺が問いただしたとしても、答えてはくれないだろう。

 そして、俺は情けない男だった。

 人生に絶望はしていた。

 死んでしまいたいと思ったりしたこともあった。

 けれど、死にたくはないとも思っている。

 怖いと思っている。

 こんな、見ず知らずの年端もいかない女の子に、助けてもらいたいと――そう思っている。

 もしかすると、嘘かもしれない。

『死の運命』なんて嘘っぱちで、ただの偶然の連続だっただけかもしれない。

 だとしたら、この女はただの頭のイカれた女で、俺にまとわりついてきているだけなのかもしれない。

――それでもいいのかもしれない。俺は今の鷺ノ宮の言葉を、受け止めてしまいたいと思っている自分の心に気がついてしまったのだから……。

 俺は空を見上げた、駅前は街の明かりが強くて、ほとんどの星が見えはしなかった。その中で、一つの星を見つけて、俺は意味も無くその星に祈った。

 そして、深く呼吸を二度ほどすると、改めて鷺ノ宮に向きなおし、言葉を吐く。

「わかったよ。俺の家に来るんだろ。汚いけど文句言うんじゃねえぞ」

「それは無理ね。汚い事には耐えられないわ」

「わかったよ……。掃除すればいいんだろ」

「出来れば滅菌も心がけてもらいたい所ね」

「俺の部屋はバイキンの巣窟かよ!」

 俺達はそんな言葉をそのあと何度も繰り返しながら、電車に乗り込んだ。

 


 電車は揺れる。

 来たときは一人だった。

 まさか帰るときは二人になっていようとは、想像だにしていなかった。

 しかも、セーラー服の女子高生と来たものだ。

 鷺ノ宮は少し背伸び気味に、吊り革につかまっていた。

 その不安定さゆえに、電車が揺れるたびに、右に左にと身体を傾けていた。

――きっと、ここで俺が助けたりなんかしたら、逆に文句を言われるに違いない。

 そう思ったので、俺は何も助けないようにした。

「そうだ、俺の家に来るとは言ったが、いつまでいるんだ? 学校だってあるだろうし、両親だって心配するだろう?」

「大丈夫、その両方とも私にはもう無いから」

 平静な言葉とはうらはらに、鷺ノ宮の吊り革を握る手に力がこもるのを俺は見た。

 俺は言葉を発しようとして、その咽元まで出かかった言葉を飲み込んだ。

 飲み込んで、お腹の中に仕舞い込もうとした。

 けれど、それが時間を経て、ゲップの様に俺の口へと舞い戻ってきては、言葉となって出てしまったのは、俺の住んでいる駅につき、俺のアパートまで向かっている道のりの間だった。

 俺は足を止めた。

「あのさ、やっぱりこれは聞いておかないと駄目だと思うんだ。思ったんだ。俺はさ、こう見えても大人だ。社会的に見て大人だ、年齢的に見て大人だ。だから、はっきりさせなきゃいけない事があるって事を知っている。んで、それを鷺ノ宮……お前に問いたださなけりゃならない」

「社会的に大人というのには少し疑問があるのけれど、その大人の問いかけというのはなんなのかしら」

「どうして、学校も、両親も無いなんて言うんだ?」

 簡潔で飾り気の無い疑問の言葉を、俺は鷺ノ宮にぶつけた。

「父親は、早くに家を出て行ってしまったわ。そして、母親はつい先日亡くなったわ。そして、その時に学校に退学届けを出したわ。それで満足かしら?」

 簡潔で飾り気の無い答えの言葉を、鷺ノ宮は俺にくれた。

 しかし、その言葉の内容が、とても悲しく切ないものである事は、俺にだってわかった。

 だからだろうか、俺の身体は動いていた。

 これは何の衝動なのだろう?

 この心の奥から湧き上がるこの気持ちはなんなのだろう。

 そして、今俺はこの鷺ノ宮千歳と言う少女を抱きしめている。

 何故こんな事をしているのかは、わからない、理解できていない。

 ただ、動いたんだ、俺の身体が勝手に……。

「気持ち悪い……」

 ほぼ無理やりに俺に抱きしめられた形となった鷺ノ宮は耳元でそう言った。

 そしてその刹那、俺の男としての大事な大事な部分に猛烈な強烈な衝撃が駆け抜ける事になる。

「うごっ?!」

 俺の上半身は、あわや成層圏に達するかの程に飛び上がった。

 勿論、成層圏を突破して、青く美しい地球の姿を見ることなど無く、実際の所は、無様なヒキガエルの様に、その場をピョンピョンと飛び跳ねただけの事である。

 そんな俺の姿を尻目に、俺の抱擁から見事な一撃の下に脱出に成功した鷺ノ宮は、少し乱れてしまったセーラー服の襟元をなおしては、呆れたようなため息を一つついた。

「全く……。同情なんていらないの! 抱擁なんてもっといらないの!」

「お、お前……。潰れてたらどうするつもりだ……」

 俺は惨めにも、股間を押さえては、今にも泣きそうな視線を鷺ノ宮に向けた。

「別にいいじゃない。子孫を残す事なんてどうせ出来やしないんだから。いっそ潰れた方が清々しいくらいじゃないかしら」

「き、きさま……。――確かにそうかもしれないが、そう言うことはオブラートに包んで言うもんなんだぞ! そう言うデリカシーというものがだな」

「うら若き女性の前で、下腹部を押さえて飛び跳ねるというのは、デリカシーのある行動なのかしらね……」

「くっ……」

 どうやら、俺は口論でこいつから勝利を収める事は到底かなわぬ事らしい事を実感させられた。

「くそっ、心配して損した……」

「いらないのよ……私の心配なんて……」

 街灯の明かりが鷺ノ宮を照らし出す。背中にかかる長い黒髪が光に反射して、キラキラと輝いてみえた。

 一体何処を見ているのだろうか? 鷺ノ宮の視線は、意識は、何処に向いているのか俺にはわからなかった。

 わかっているのは、それは俺には向いてはいないという事だけだった……。

「まぁ行くぞ……。俺の家はこのすぐ先だからな」

「そうね、こんな所でたむろしていたら、和久が確実に百割の確立で、変質者と間違われるものね」

「おい……。百割って何だよ」

「一度に十人の警察官に十の変態的な容疑で捕まえられるからかしら」

「うわぁー、俺ってすげぇな! ――ってどんだけ俺は変態なんだよ!」

「大丈夫、和久は自分が思っている以上に変態だわ。そこは誇ってもいいと思うの」

「……」

 俺は無言のまま、歩みを進めた。

 それはこんな敗残兵の気分のまま、会話を続けるという拷問プレイを終わらせたかったからに他ならない。



 それから歩く事、ほんの数分。

 見慣れた建物が視界に入る。そう、俺の慎ましき住居、マイスイートホーム、ことオンボロアパートである。

 築二十年、木造モルタル、二階建て、駐車場はもとより、駐輪場さえございません。

 元は白い色であったと思われる壁は、今では色は剥げ地肌の色と混ざり、まだらな灰色となっている。

「ここだよ、俺のアパート」

「予想を裏切らないとはこのことね……」

 鷺ノ宮は俺の指差したアパートを、まるで珍しいものでも見るように、繁々と眺めた。

 どうやら、鷺ノ宮の予想していた俺の住居と、実際の住居はニアピンであったようだ。

 そして、それはきっと喜ぶべき事ではないという事を、俺は知っている。

「俺の部屋はここの二階の205号室だよ」

 俺達は、手摺りのさび付いた階段を上った。

 

 



 続く。 

 


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