進化しました。ところでこの美少女だれ?
うむむむむ……悩む……進化先が二つあるとは……進化先は『アングイス』と『サーペント』ってやつらしい。
小柄で素早さと魔力量が高い技巧派『アングイス』か、大柄で体力と攻撃力マシマシな物理型『サーペント』か。
あ、でも大きくなったら隠れにくいから自分より強い相手が来たら死ぬのでは?
攻撃力高いのは助かるけどこの森自分より強い相手いくらでもいそうだから真正面から戦ったら死ぬ気がするんだよね。なんたって俺生まれたてだし。
じゃあアングイスにするかな。
それから一時間くらいたったかな?
俺は無事進化完了した。
外見の変化的には2mくらいあったのが1mぐらいになってるぐらいかな。
それよりもスキルだスキル!
こっちに来てから初めてのスキルゲット!
えっと…確か蛇毒:アークから蛇毒:ソロネに、麻痺耐性:アークに毒耐性:ドミニオンと。
待て待て。
アークやらドミニオンやらソロネやらってさっきも聞いたけど何? ちょっと考えてみようか。
確か猪にもアークってついてたよな、進化するとき自分にもセラフとかついてたしちょっとずつそこらへんはわかっていくかも。
まあ段階が何個あるかわかんないんだけどね。
セラフが最上位でアークが最下位ってことはわかったけどそれ以外どの段階とか確信はないし、なによりこの世界のことすらよくわかってないし。
問題が山積みになってるな。
でも情報もないし……とりあえずこの熊畜生食って移動するか。
うっ……マズイ……硬い……でも食べるものがあるだけマシだと思わないと。
蛇だと噛み切るのも一苦労だな。
よし、腹も満たしたし移動するか。
うん?
いつのまにか俺の目の前には美少女が立っていた。
『どうも。 三日ぶりですね。』
そうその美少女は言った。
かわいい。
俺がまだ男だったら危うかったかもしれない。
いや、そんなことはどうでもいい。
誰だ?三日ぶり?俺がこんなかわいい子を見過ごすわけがない、ならいつだ?わからん。
しかもこの子俺の警戒網抜けてきたのか?一回も引っかかんなかったけど……
『覚えていないのですか?あなたが崖から落ちた時に一回話したはずですけど……』
クッソー! 恨むからな! 打ちどころが悪かったか!
『ではもう一回自己紹介しますね。 私はソロモン。 神様です。』
……え?