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ウロボロスは気の向くままに  作者: 鳥羽 新
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進化ができるらしい。ところで何があった?

 あぁ……あぁ……俺の体が……痛い……イタイ……このまま…じゃ……死…


 熊畜生がその鋼鉄にも匹敵しそうな爪を振り上げる。

 

 くそっ……ここまでか……思えば短い生涯だったな…まだまだ謎はあったけど死んでしまうんなら関係ないよな……うっ…意識が……げんk……


 




 次に目覚めた時俺はまだ森の中だった。 

 あれ? 俺死んだんじゃないのか?

 そう思ってまわりを見渡す。

 一番最初に目に止まったのは蛇の抜け殻? だった。

 気になって自分の体を見てみる。 

 なんか少し大きくなってない? 気のせい? 

 自分の状態を見てみる。

 

 セラフ・ピュトン 進化可能

 

 進化? じゃあやっぱりなんか成長してるんだろうな、確か猪倒した時自分の状態確認したらドミニオン・ピュトンだとか言ってたっけ。

 異世界によくあるレベル制度じゃなさそうだしこのセラフやらドミニオンやらがレベルの代わりなのかな?まぁ今はまだわかんないし後回しかな〜。


 そ、れ、よ、り、も!な〜んか今座ってるところあったかいんだよね。 

 おそるおそる下を見る。


 ウォェェ!? グロッ!?

 吐いた。

 盛大に吐いた。

 心の中で。


 そこには事切れた熊畜生がいた。

 無数のかみ傷に相手のものであろう返り血と熊畜生の血で黒かった熊畜生の体毛は赤く染まっていた。

 前世の俺だったら吐いてただろうな。

 倒れた熊畜生、その上に俺がいるってことは……そういうことだよな?


 ウォッシャー!! 見たかゴラァ!!

 前世はヘタレだったけどやるときゃやるんじゃーい!!

 よし! 記憶はないけど熊畜生討伐完了! もう誰にも負けないんじゃね!? イヤッホイ!!

 ウォッホン、慢心はいけない。 

 どれだけ強いやつでも慢心すれば足元すくわれるということは前世見たアニメで予習済み。

 でも自分と戦う相手だけは慢心してて欲しいな〜なんて言ってみたり。

 話を戻して。 

 まずは進化、いってみようか!

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