表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
74/194

地脈の調査



 俺達、自分とシャルと楓子とベスターとフローラさんと言う五人組で王城に一旦集まり、そこからシャルの転移門の魔法で南方の急激に緑化が進んだ所まで飛んだ。

 あの地脈の一件から彼是四か月弱ほど経っているのだが、一面荒野だったらしい土地は長くて膝下くらいまでの雑草が生い茂る平原となっていた。

 南端の村でした乾いた土の匂いみたいな物など一切無く、この土地が良く潤っている事が一目にわかる。

 地脈一つで何と言う変貌の遂げようだと感動すら覚えるが、シャルの話だとこう言う土地は少し不安定らしい。


「魔力が満ちる事によって草木が生育しやすくなって土地の水持ちが良くなる。でも本来これらは段階を経て起る事で同時進行で急激に進む事では無い。地脈の生育しやすいように周りの環境を変える力を持っての変化だから、逆に効果が出すぎて魔物や魔獣が発生しやすくなる」

「でも見た感じそう言ったのは――いなくはないな」


 遥か遠くに魔獣の魔力らしき物が見える。

 だが、こちらにベスターがいるからか、一回近寄って来てすぐに反転した。


「よしトモヤよ。上空から見ようではないか」


 ベスターは遊びに来たくらいの感覚で何とも楽しそうにしている。

 実際ここ四ヶ月ほどは自由に動ける事や、やりたいことをやれる喜びで子供のようにはしゃいでいるのだとフローラさんが言っていた。

 はしゃぐのはいいけど、王都で学ばせる次の魔人の選定と教育はしているのだろうか。

 まだ正式にお披露目していない研修生状態だけど、コボルトとの模擬戦やら地脈の調査が終わったらいよいよなのだが。


「それじゃ楓子、お願い」

「わかったー」


 新婚旅行から帰って来て数日。

 たかが数日されど数日。

 正確には五日。

 恥ずかしさとか気まずさとか諸々の気持ちを吹っ飛ばして毎晩の添い寝をしてみると、一対一でゆっくりと話せる機会って実はそんな無かったんだなと痛感していた。

 誰かしらいる時に話している事と、二人きりになった時に話したい事と言うのは違うらしい。

 情報収集もあって千絵と一晩過ごした翌日に二人で王都を練り歩いたが、あの千絵がデレたと錯覚するほど柔らかく素直に甘えて来たのは度肝の抜かれる程驚いたし、ああやっぱこいつすげー可愛いんだなと再確認してしまった程だ。

 勿論楓子とも寝落ちするまで色々と話した。

 最初は何となく気恥しさがあったせいで思い出話から入ってしまったが、添い寝をした以上必ず『密着する時間を作る』と言うシャルの無茶振りのせいでえらく緊張もあったけど、それも楓子の持つ柔らかい雰囲気や四方八方を勝手に癒すスキルのせいですぐに打ち解け、普段女性陣でいる時はどんな会話をしているかとか、教会であった事なんかを聞き、何となく雰囲気に押されて愛を囁いちゃったりして、楓子が極限まで恥ずかしがってイヤイヤする姿を見たりした。

 うん、矮小な男で申し訳ないけど、結果として自分が優位に立てるとわかれば意外と攻めに転じれる物で、普通にイチャイチャしてしまった。

 おかげ様であの晩以来、楓子からナチュラルに腕を組んでくるし、本人に自覚は無いようなのだが普通のトーンでは無く甘い声を出すようになった。

 『ねーえー、ともやくーん、今度ぉ、私ともデートしよーよー。ちーちゃんともしたんでしょー?』みたいに。

 前ならもっとこう、普通だった。

 素直に言おう。

 その一点に於いては前の楓子に戻って欲しい。

 甘ったるくて可愛いし愛おしいのだけど、何となく疲れるのだ。

 だがしかし、この腕に当たる巨大な質量は最高なのです。

 そんな楓子を見てシャルも対抗意識を燃やしてくっついてくるけど、こう、質量の差って無常よね。


「成敗」


 わき腹に人差し指で突き刺された。

 仕方ないのでいい子いい子と頭を撫でるが、それはそれで子供っぽい対応の仕方で不満があるっぽい。

 ともかく俺達はフライの魔法で上空へ移動する。

 大体二百メートル程上がった所で止まって周囲を見渡すが、この辺りが荒野だったなんて信じられない程に緑の大地だった。

 しかしそれもある一定のラインから勢いが落ちているように見える

 大地は雑草に覆われて青々としているのだが、ある程度先を見ると生育状態がそれほど良くないのだ。

 それはやはり南側で、大地に生える雑草もある南下していくとまばらになり、次第に荒野が顔を覗かせる。

 それでも土地が乾きに乾ききったと言う程では無く、あちこちから雑草が生えてきているのでこの辺りも次第に回復するだろう事は見て取れた。


「あの辺りから怪しい」

「ちょっと待ってな」


 魔力探知で北側を向いて地脈を探す。

 それはすぐ足元まで続いていて、そこから細かく枝分かれして広がっているようだった。

 枝分かれする手前辺りが凄く魔力が密集して見えるので、そこで枝分かれして枯れてやせ細ってるであろうと言われている地脈の、余剰空間にこんがらがったパスタのように詰まっているようだ。

 通常、根と言う物は柔らかい地面を選ぶように伸びる。

 それは勿論その方が伸びやすいから自然とそうなるのだが、地脈は空洞を選ばず付近の地下を蔓延るようにして根を伸ばしていく。

 そもそも普通の植物の根は水や養分の吸収を目的としているので、空洞を行くよりも土の中を進む方が自然だが、世界樹の場合エネルギーの吸収よりも放出を目的としてるように思える。

 やはりその場合も四方に散って新しいラインを構築しようとするのだろうか。

 ともあれ現状で言うと、恐らくその魔力が密集してる地点までは根が生きていると言う事なので、その少し先を掘って地脈と接触する事にした。


「でもどうやって掘るんだ? 楓子って穿孔魔法覚えてたっけ」

「ううん? シャルちゃんがやるんでしょ?」


 読んで字の通り地面に穴をあける魔法で、以前もそれで地下に埋まっていると言われている旧世界の遺物調査なんかをしたと言っていたが、本来の目的はそんな事では無く地脈の調査で使われる魔法だ。

 それを転じて温泉掘りに使ったりもするらしいのだが、普通は魔力が足らないので年単位でのんびり掘って行くらしい。


「私がやる予定だったけど、適任がいた」


 そう言ってシャルはベスターを見る。

 最初は魔人なんてと言ってた癖に、よくもまぁ慣れた物だ。

 そんなシャルを見てベスターは『この幼女め人を使いおって』と愚痴るが、それも本気で嫌がってるわけでは無い事をこの場の誰もがわかっている。


「トモヤよ。深さは七十か八十メートルと言った所かな?」

「うーん、ギリギリ八十は無いと思う」

「よし」


 地脈の真上からやると場合によっては生きてる根にダメージを与えかねないので、地脈の脇に当たるように移動する。

 そしてベスターがフライで低空飛行して地面に手を向けると、『ふんぬぅ』とちょっと気合を入れただけで直径一メートル程度の穴が開いた。


「やっぱり魔法適正がチート。普通土は消滅しない」

「出た土を片っ端から転移門に放り込んでるだけなのだが……」

「普通は転移門を並行して使えない」


 シャルがジト目で攻めるようにベスターに言うが、こればかりはベスターが凄いだけだろう。

 三百余年も魔人の森の城から出ないで生活してたせいで、暇つぶしは本を読むかフローラさんと語らうか魔法の開発をするかだったらしいし。

 そして王城の屋上から魔法をぶっ放して一面焼け野原とかやってたらしい。

 それは勿論ベスターが人間の若者の姿だからと馬鹿にして従わない魔人がいたせいでもあるが、俺がこの間見た魔人の森は城の上からでも広大過ぎた。

 あれを一面焼き払うとか千絵がフルパワーでやっても無理だと思う。


「ともあれ降りよう」

「開けてくれたお礼に最初に降りていい」

「降りた先が魔物だらけだったら嫌なだけでは無いのか」

「さぁ何のこと」


 シャルは惚けるが、実際降りてみないとわからないのだ。

 魔力探知では強い魔力を持つ地脈の位置は把握出来ても、そこらに居る程度の魔物や魔獣の魔力まではわからない。

 もっと浅い位置ならわかるだろうけど。

 今回は楓子がいるから強力なシールドを纏って突貫出来るが、これで当初シャルが言ってたようにトラ子を連れてきていたらどうなってた事やら。

 いや何とかするんだろうけど、やっぱ安全面では楓子の存在に勝るものはいない。

 最近では近距離じゃ威力があり過ぎて使い物にならないが、弓と言う強力な武器も得たし。


「でもさ、地下深くなのに魔物とか魔獣っているのか?」

「いる。地脈の魔力で地中の虫が巨大化する事が一番多いのと、意外と崖なんかで地脈が露出している場所があるから、そこから侵入してくる」


 虫と聞いて途端に降りる気が失せたんだが。

 そう言えば前にも、地脈の魔力を欲してる虫がいるような事を言っていたっけか。


「では行こう。何だトモヤ、微妙な顔をして」

「いや、虫嫌いだから」

「いたら焼き払ってしまえ」


 魔法使えないのを知ってて言うんだからなぁ。

 ベスターが降り、それに続いてフローラさんが、シャルが行き、俺は楓子にフライを掛けて貰ってる関係で二人続いて穴に入った。

 穿孔魔法は単純に穴を掘るだけではなく、穴の内側を固める効果もあると言う。

 ベスターのそれは効果が強すぎて石のようになってしまっていた。

 あくまで魔法で穿った時に発生する熱による変化らしいのだが、つまり本当に一瞬で下まで掘ってしまったが為に、ここまで変化してしまっているのだろう。

 しばらく狭い穴の中を降りていくと急に圧迫感が消えた。

 既に降りていたベスター達がライトの魔法で本人たちを中心に明るくなっているが、その穴の半分辺りを占めるのが萎びた地脈だった。

 穴の直径はドワーフ王国で見た根よりも若干細いと思う。

 あれが大体五十メートルくらいで、今回は空間の高さで言うと丁度真ん中あたりに出て来たのだが、上下を見渡すと四十メートル程度だと思う。

 暗いので細かい事は勿論わからないが、至近距離で見たアレに比べれば狭い空間である事は確かだった。


「現状特に何も無しだな。トモヤよ、何かあるか?」


 そう聞かれる前から魔力探知であたりを見ているが、今のところ北側に魔力の塊がある程度で、後は残滓、と呼ぶには多い魔力だが萎びた地脈に残る物しか感じない。

 枯れて太さが半分以下になってしまっている地脈は、百分の一程度の魔力を辛うじて通している。

 それだけあれば近距離に居る分には十分な魔力量だが、地脈としての効果は殆ど無いだろう。


「前はベスターの魔力で無理満たされて枯れ切らずに残っていたんだと思う。今は正常化して駄目な部分を自ら切り捨てているから殆ど魔力が通っていない」

「って事は、前はもうちょっとちゃんと魔力が通ってたって事か?」

「そう。じゃないと設置式の転移門なんて使えない」


 言われてみればだ。

 そして今使えないと言う話も聞かないので、恐らく土地の魔力量としては正常に戻っているはずだ。


「根が変質している。多分ベスターの魔力の影響」


 そう言ってシャルが指す先は、枯れた木の根と言うよりかは金属のように硬質化している筋が見えた。


「そう考えるとベスターの魔力ってやっぱすごかったんだなぁ」

「そうだろう。この身一つで国二つ分の魔力を維持していたのだからな」


 二つと言うのは、王国の北にある国であり魔人の国の南にある国を含め、王国とその国で二つだ。

 最近では魔人が国を興した事で大騒ぎになっているようだが、王国が早いうちから魔人の王と友好関係にある事をスパイによって知られているので、様子見を含め少し距離を置かれてしまっている。

 元はエルフ信仰があったりジャポニー教徒の国だったりと、親交のある国なのだが。

 スパイ云々の話は仕方ないと言うか何と言うか、国を挙げて何かする以上は行商人の目に留まるし、その行商人が実は何重ものスパイで各国に情報を売り歩いてる事も当たり前らしいから、知られたくない事は単純に秘匿する他無い。

 行商人側も下手に突っ込んで出入り禁止を食らったり投獄されたら堪らないので、基本的に噂話を主体に街で見聞きした情報を売るだけに留めているようだが、王国を上げてベスターに演説してもらった位なので、各国は王国が親魔人派であると既に知っている事だろう。

 そして同時にエルフともドワーフとも結婚した時期国王候補がいて、相手にしたら面倒だぞと思われているに違いない。


「ふむ、枯れていると言うのは事実枯れているのだな」

「何を当たり前を」

「いやシャルロットよ。枯れると言っても何通りかある。水脈が枯れるように流れてこない事を言ったり、このように根が枯れて萎びたりとな。魔力を通せば回復するのであれば試す気もあったのだが、こう植物として正しく枯れていると私に何か出来る事は無いな」

「じゃあ楓子がヒールしてみたらどうだ?」

「やってみる?」

「やるにしても程々でいいよ。まだ反動とかどうなるかわかってないんだし」


 楓子は飛んで行って地脈に触れ、フルヒールを使う。

 だが一瞬光った物の、回復する事は無く単純な魔力として地脈の中を通って行ってしまった。


「駄目。中身がスカスカで全部魔力として吸われちゃうだけ」

「もう回復しない。だから枯れた根は切除する必要がある」


 そう言ってシャルは北へ飛んで行く。

 それに付いていくと、その先にイメージ通りのこんがらがったパスタのような部分が見えて来た。

 それは枯れた根の際から細かく生えた根で、しばらく迷走した後に付近の地中に突き刺さって広がっている。


「ここから切る」


 そう言って枯れた部分十メートル程を残してシャルがウィンドカッターの魔法で表面をなぞる様に傷つけた。

 それだけなのに根は外れるように落ちる。


「えらく簡単に切れたな」

「地脈は枯れると、さっき楓子が言ったみたいに中身がスカスカで外側だけになる。感じる魔力は正常な地脈から漏れた分で、ただ空洞を漂ってるだけ」

「じゃあ、これを適当に切って排除するのが仕事か」

「今回は便利な袋がある。輪切りにして袋の中に転移させればい」

「これ全部って滅茶苦茶大変じゃないか」

「ある程度切って生きてる地脈から離して壁を作れば、維持する魔力が無くなって枯れが一気に進行して朽ちる。朽ちやすいように数百メートル毎に輪切りにする作業があるだけだから地脈の処理自体はそんな大変じゃない」


 その壁を作る作業も適当に穴を崩して埋めてしまえばいいだけとの事で、いずれ細かな根がこっち側に延びて来るだろうけど、それまでにはこっち側の空間の魔力が尽きて粗方朽ちてるのだそうだ。

 魔力さえなければその巨大な質量を維持できず、空洞に保有する魔力ですら地中に散って簡単に朽ちると言う。

 魔力が通っていなければ回復も出来ないし非常にモロいのだそうだ。

 だからこそ『地脈は大事にしなければならない』と口癖のように言うらしい。

 とは言え生きている地脈は潤沢な魔力があり、多少切れた所で元々持ってる魔力によってしばらくの間枯れないらしく、断層がずれる事によって切断されても細かい根が伸びて繋がって復活するのだと言う。

 強いのか弱いのかよくわからん。

 ちなみに、その処理では南側の魔力が絶たれてしまうのではと言う心配があったのだが、細かな根が南側に向けて一気に伸びているようなので問題は無さそうだ。


「じゃあ何が大変なんだっけ。ああ、ダンジョン化の調査か」

「そう。既にダンジョン化してたら対処が面倒。魔物の排除や侵入経路の特定とそれを塞ぐ作業」

「で、通常はそれを人間がやるにはリスキーだから、ギルドに依頼を出してモンスターの討伐をしてもらうと」

「そう言う事。でも最低限の調査は必要だからやるしかない。こういう時、王国お抱えの使える冒険者がダース単位で居ると便利なのに」

「まぁいずれだな」


 ダマスカスの装飾剣さえあれば魔人の入学をゴリ押しできるくらいなんだし、もっと一般の冒険者を増やす為の学校にしようと提案しても大丈夫な気がしてきた。


「じゃあ今日はここまで。明日から転移門で飛んでこれるから手伝いは少なくていい」

「うむ。いい物を見せて貰った」

「じゃあ楓子は明日からこっちの手伝いな。どうしても予定が動かせないときは千絵、千絵も駄目ならその日は休むように」

「シエルもいる」

「ダンジョン化しててモンスターが滅茶苦茶いたら危ないし、そこに魔王なんか発生してたら厄介だから勇者のどっちかを連れて行くように」

「うー、過保護」

「それだけ愛してる証拠だと思ってくれ」

「う……」


 一瞬文句を言いそうになって照れた。

 うーん、幼女を口説いてるようで少々気まずい気持ちもあるのだ。


「それに一回処置しちゃえば後は調査だけなんだし、そんな急いでやる必要も無いだろ」

「むしろ調査が遅れて、今モンスターが侵入して増えようとしてたら後が厄介」

「そうなったらそうなったでしょうがない」

「トモヤ気楽に考えすぎ。今はこの太い一本道しかないから楽だと思ってるけど、ここから上下左右に細かい根が枝分かれする。それを全部調査するとなったら真面目にやらないと年単位の時間が掛かる」

「……これ一本道じゃないのか」

「違う。地脈図では大まかに一本しか書かれていなかったけど、通常一キロも進めばいくつかに細く枝分かれしている物。そう言うところに虫系の魔物が巣を作ってたりする」


 楓子の顔色が悪い。

 その虫のいる可能性のある作業を手伝わねばならない事への絶望感だろう。


「フウコ、私が見に行って居たらファイヤーボールでも打ち込んでくれればいい」

「う、うん……」

「じゃあ、暇な時に総動員して一気にやっちゃった方がいいな」

「うん。何にしても細かい調査をするためには、枯れた根が朽ちてからの方がいい。だから皆で来るのは一週間後」


 むしろ一週間で朽ちるのか。

 って事は、ある程度根を切っておいた方がいいって事なので、フライで高速飛行しながら適当に魔法でぶった切るだけぶった切った。

 多分十キロくらいは進んだが、今のところ魔物の気配はない。

 どうせ細かな調査なら一日で進める距離も限られているし、この程度やっておけばいいだろうとの事で本日はお開きになった。


「じゃ、帰るか」

「ん。早く帰らないとトモヤが置いてきちゃったからトラ子が騒ぐ」


 だってよくわからない場所にペット同伴はちょっとなぁ。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ