表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
73/194

これからやらねばならぬ事

とりあえず片づけなきゃ行けない事を考えていたら、九割以上が地の文になると言うまさかの展開に。

次辺りから話が動くんじゃないかなぁ? と何となく考えていますが自分でもどうなる事やら。



 旅行から帰って来てからしばらくの間は準備に時間を費やし、シャルに飛ばしてもらって詰めの話をし、王都から兵を出した。

 あまり時間に余裕が無いのでシャルの転移門を使って近くまで運ぶ案もあったのだが、人数的にこないだの撤退戦よりも多い事、行軍演習にもなる事もあり、結局全て徒歩で向かわせる事になった。

 勿論費用はかなり掛かるし王都の守りが一気に弱体化わけだが、何かあった時は迎えに行けばいいだけの話だし、何かあっても我らが嫁ーずだけで一国を容易く壊滅出来るだけの兵力があるのでそもそも大丈夫だと思う。

 と言うわけで、コボルトとの模擬戦に向けて動き始めていた。


「私は私でやる事がある」

「あ、はい……」


 ついでに言うとシャルの抱えている仕事の件もあって、あんまり好き勝手転移門を使わせてくれるなと暗に言われたのも理由にあった。

 その仕事とは、世界樹で話にあった枯れた地脈の調査である。

 ダンジョン化すると厄介だから調べておいた方がいいとの事で、正確にどの辺りから枯れてるかの調査から始めるらしい。

 俺も現地に行って魔力探査が出来ればいいのだが、コボルトとの模擬戦の監督もしなければならない。

 行軍に参加してない以上、後日シャルに送ってもらう事にはなっているのだけど。

 地脈の調査自体はそこまで急ぐ事でも無いと思ったのだが、枯れた地点から新しい根が枝分かれしている場合、枯れてやせ細って出来た空洞に根が溢れてしまうらしい。

 何が厄介って、枯れたと言えど地脈だった物なので魔力の通りが良く、何なら枯れてなお生きてる部分から魔力が伝わってくるらしい。

 それを狙って魔獣や魔物が集まると面倒な事になるので、枯れた地点から先を切除するのだそうだ。

 それでも地脈があった空洞自体が魔力を帯びてしまうので魔獣や魔物が集まって来やすいらしいが、魔力供給は止まるから変に強化されたり巨大化する事も抑えられると言う。

 厳密にはダンジョン化と呼ばれてる現象は、元々世界樹の根が枯れて朽ちて出来た洞窟があって、そこに魔物が住み着く事を言うらしい。

 じゃあ魔物がいなければ呼ばれないのかと言うと、扱い的にはダンジョンと一緒くたに呼ばれてしまうようだ。

 それは入り組んだ洞窟自体をそう呼ぶからだが、将来的に魔物が住み着かないとも限らないからだ。


「とりあえず枯れた地点の調査を手伝って」

「構わないけど、どの辺りか目星は付いてるのか?」

「ついてない」

「おう……」


 勿論、急激に魔力量が回復した付近だろうと言う大まかな場所はわかっているのだが、気が付いたら一気に回復していたので割と広い範囲なのだ。

 一応何処の国にも地脈図と言って地脈がどのように地下を通っているか調べて図にしているようなのだが、そこまで精密な魔力探知を出来る人が多く無い事もあって、割と雑だと言う。

 その地脈の上に王都だったり主要都市だったり重要拠点を建てるので、大体調べた上で軽く掘って実際あるかを確認してから建設開始なのだそうだ。


「トモヤがいてよかった。トモヤなら見ただけで正確にわかるから試掘する必要が無い」


 シャルは人のベッドでいつものようにゴロゴロくつろぎながら、幼女の見た目の癖に妖艶な笑みを浮かべる。

 うーん、何となく捕食される側の気分がわかる気がするのだが、同時に遊んでほしそうなトラ子が足元でお尻と尻尾を高く上げながら振ってこっちに飛びついて来ようとしているのだ。

 勿論人型で。

 あれの突進力は割と生死に関わるが、それについてはシャルがシールドを張ってくれているので大丈夫だ。


「地脈の調査ってどれくらいかかるんだ?」

「さぁ。王国の領土を超えた先まで伸びていたらわからない。南のサウスルタン共和国の地下まで行くと勝手が出来ないから、一回世界樹から調査指示を受けて来たと報告しに行かなければならない」


 サウスルタンと言うのは王国最南部の山脈を超えた先にある国で、先の戦争の時に前国王が敵対しないように交渉しに行って以来、何となくだが国交はあると言う。

 と言うのも山脈が交流を妨げる原因で、王都からあの山脈を超えてサウスルタンの首都まで一気に飛べるウィザードがいないのだ。

 シャルやフローラさんやベスターを見てると忘れるのだが、転移門の魔法は魔力量で最大飛距離が変わる。

 王都内ならば大体一往復できる魔力があれば転移門使いとして認められるが、その割に近隣諸国とのやり取りが少ない理由もそこにある。

 王都から一発で隣の国まで飛べたとしても帰りの魔力が無いと、何かあった時にリアルに死活問題に発展する。

 それなら国境に近い町から飛べばいい思うのだが、実は防衛上の理由からそれでも距離が足らないのだ。

 王国も地脈の関係もあるが、わざわざ国の中央に王都を作っているのは、他所の国から転移門の魔法で一発で飛んでこれないようにと言う一面もある。

 仮にそう言う問題が無いのであれば、もっと聖地に近い北に王都を作っていた事だろう。

 幸いにも西の国と微妙な関係である以外は割とどことも友好的な関係ではあるが、それでも何があるかわからない人の世だ。

 で、そのサウスルタンと言う国は高い山脈の先に豊かな大地を要する潤った国らしい。

 何となく名前的に中東とかを思い浮かべてしまうのだが、そこら辺は翻訳の魔法札の関係もあるのでわからない。

 国土は山脈の先から王都東の海に流入する大河を擁する峡谷を超えたその先まで広がるらしい。

 この峡谷が高さにして数百メートル、切り立った崖と言うよりかは大地の裂け目と呼ぶに相応しい場所だとかで、橋を架けるにしても峡谷の幅が広すぎて現実的じゃないと転移門が設置される程だと言う。

 そして大体真夏にギリギリ人の暮らせる気候の場所を国境にしているらしく、それより南は亜人だったり魔物のテリトリーだそうだ。

 この間コボルトの魔王に聞いた事と大体話は合う。

 人間酷暑だろうが意外と生活している物だが、この世界に於いて赤道に近い一帯は真夏の一番暑い日で外に出れないくらいの日差しと気温になるらしい。

 なのでそれを考慮してある程度北に国境を引いているようだ。

 それでも大丈夫な亜人や魔物すげー。

 と簡単に言ってはいけないようで、魔物は勿論亜人は人に疎まれる存在らしく、居住エリアとしてそう言う場所しか無く、そこに適応するように進化したらしい。

 なので人は嫌われる傾向にあるから、もし会う事があっても気安く近づくなと念押された。

 幸いにもトラ子が一般に受け入れられたのは、亜人とは見た目が異なるからだと言う。

 以前コボルトの魔王から聞いていたが、亜人とは一般的に動物の見た目のまま二足歩行をする形らしい。

 それって運動機能的にどうなのよと思うのだが、肉体能力は人間の比にならず、貴族のように特性に恵まれていない限りはまともに戦える物でも無いらしい。

 魔王発生後のコボルトよりかは弱い程度のようだ。


「仮にそれより南まで伸びてたら?」

「それはそれで面倒。でもドワーフ王国で見た根は割と太い方だった。あれなら赤道を超える長さがあっても不思議では無い」

「赤道を超えてた場合って調査出来るのか? その、暑さとか」

「地中は地上の暑さの影響をそこまで受けないはず。駄目なようなら切除出来るだけして穴を埋めればいい。その先がダンジョン化しても亜人や魔物の土地だから問題は無い」


 それもそうか。


「じゃあ、とりあえず地脈を見つけて、魔力量の差で枯れた地点に目星を付ける所からだな」

「最初だけ手伝ってくれれば、後は私一人で問題無い」

「ダンジョン化の調査なのに一人で行く意味も分からないから、誰か連れて行くように」

「うー、ならトラ子借りる」

「ペット連れてってどうする。楓子連れてけ。何かあった時に一番守りが硬い楓子さえいれば、転移門の魔法で帰って来れるだろ」

「わかった」


 正直な所、楓子は楓子で最近は教会に通っているので暇ではない。

 だが、教会が楓子を取り込もうとしているようなので、ちょっと様子見に離してみるのも手かなと思ったのだ。

 どうやら教皇が近々本当に退位して後継を選ぶと言う話もあるので、それに楓子が巻き込まれたら非常に面倒くさい。

 いきなり楓子が教皇にと言う事は無いだろうが、教皇を選ぶ教会内の選挙で他の役職も同時に入れ替えが行われるらしいので、そこで何かの役職にぶち込まれる可能性が高い。

 教皇の選挙自体は特に立候補とかも無く、有力候補はこの辺りと勝手に票が集まって行って決まるようだが、勿論根回しはされているだろう。

 だが、やはりその有力候補に選ばれる最低基準みたいなものはあって、何かしらの役職についている事やこれまでの功績だ。

 楓子は功績だけならあるように見えて正式な信徒では無いので、ここで正式な信徒にしてしまって次回の選挙で司祭や司祭長に抜擢し、次々回の選挙で教皇に祀り上げるくらいは十分に考えられる。

 が、ここで一点問題と言うか何と言うか。

 楓子自身は最近、教会関係の案件を割と好んでやっているのだ。

 主に神聖術の習得や怪我人の治療なのだが、特に怪我人の治療で人々と触れ合うのが楽しいらしい。

 俺としては変に役職についても苦労するのが目に見えているので、本人の望まない方向に進むのなら全力で止めるのだが、意外と本人が乗り気になる可能性もある。

 女神と崇められる事にも最近では慣れてるようだし。

 ちなみにお尻フリフリしていたトラ子は、飛び掛かって来た所を案の定シャルのシールドに阻まれて『ぶにゃん』と奇声を上げて落ちて来た。

 いや、猫状態ならウェルカムなんだけど、人型だと結構しんどいんだよ……。


 地脈の調査も必要だが、他にも色々やる事があった。

 まず、ベスターが来たついでにジャイアントキメラワームの話をした。

 どうやら魔力が潤沢な地なら問題なく飼育できそうだと言う事と、連れて来る場合は無理やりでは無く来る気のある個体のみになる事を。

 ベスターも独自に調べていたようで、魔力が足らなくても飼育自体は出来るようだが、世界樹に居るような大型にはならないらしい。

 その分吐く糸が減ったり細くなりがちのようだが、細い分にはきめ細かく肌触りのいいシルキーな布になるのでいいらしいが、かと言って成長が阻害されていると言う事にもなるらしく、交配の頻度が減って数が増え難いのだそうだ。

 だから仮に魔人の国で養蚕と言うか養ジャイアントキメラワームをする場合、質より量になりがちなのかなと。

 そこは小型の亜種を連れて来る事で解決が図れそうではある。


 後はドワーフ王国に丸投げしていたダマスカスの件だが、ドワーフ王国がそれが正式にどのような物か知ってるわけでは無いので、とりあえず滅茶苦茶硬くて刃こぼれしない癖に粘りもあって折れず、強酸に漬けても長時間で無い限りは表面がうっすらと腐食する程度との事で、これまで作って来た鉄とは明らかに別物だと言う判定が下った。

 強酸に漬けたと聞いてマジかよと思ったが、それでも腐食が少ないとなると自然環境下では滅多な事じゃ錆でボロボロになる事は無さそうだ。

 いや自然環境下で発生する錆びと強酸に漬けて起る腐食を比較していいのか知らないけど。

 と言うわけで、それらの調査結果を四公爵家と有識者の方々に提示し、装飾剣を作るので何か注文はと聞いたらどこの家も家紋を入れて欲しいと言ってきた。

 家紋と言うと日本風だが、貴族家には家のシンボルマークを作る風習があり、古い家はそれを脈々と受け継いでいる。

 そのマークは手紙を蝋で封印するときに使われる封蝋印に日常的に使われているし、その家が有する馬車やスーツの裏地なんかにも目印として入れていると言う。

 それが入っている事で家独自のオーダーメイド、もしくは家を尊重して贈られたみたいな意味があるらしく、王族からのプレゼントとしては誉れ高い物だそうな。

 あんまり意味を持たれても困るのだが、表向きは特殊な金属と言うか鋼材が見つかったのでサンプルとしてプレゼントしますよと言う事にした。

 ルーベルトの爺様からは飾り物の装飾剣としても欲しいが実用的な一振りがいいと言われたので、以前折ってしまった太刀のような剣を考えている。

 日本刀よりは大分太かったし太刀に比べても太いと思うが、正直な所かなりお世話になっているので一本だけこっそり特注してしまった。

 なんせ世界樹の枝を拾って持って帰って来ていたから。

 どうも聞いてみるとドワーフ王国での剣作りは鋳型では無く鍛えているようなので、製法も近いみたいだし恐らくルーベルトの爺様も満足する事だろう。

 ちなみに前までは、特別な客には地脈の余計に伸びた部分を切って焼入れに使っていたとかで、多分ルーベルトの爺様が調べた製法ってドワーフ王国のトップシークレットが元なんじゃないかと思う。


 それと、アンリさんの店に行って布をどこで作っているか、どう作っているか、機織り云々の話を聞いてきた。

 これに関しては千絵とのデートついでだったのだが、どうやら俺が聞いた事で布の生産量が増えると察知し、すんごく乗り気で色々話してくれた。

 やはり機械工学が発達していない世界なので布にするためには機織りが必要らしいのだが、サイズ感としてはグランドピアノなんかよりも大きな物で、職人に特注で作ってもらったのだと言う。

 その職人の所在を聞いて、以前作ったと言う設計図も借りてデートついでに回るのだった。

 『結局仕事じゃない』と千絵は唇を尖らせていたが、そのくせ嫌そうでも無いと言うか、ツンでは無いけど結婚して以来二人でいると非常にデレて来るので素直に可愛い。

 俺の中で千絵は『強い女の子』代表でもあるから、このギャップたまらん。

 とりあえずコボルトの魔王には今後の方針を考えて決めないとならないので要相談だが、ベスターは乗り気なので一台試作品を作って設計図を複製して渡そう。

 現物と設計図があれば、向こうで量産したり改良する事だろう。

 上手く行けばその量産品を王国で買い取ってコボルトの魔王に分割払いで売る事も出来る。

 魔人の国が布を大量生産する可能性は多いにあるが、上質な布自体は王国のみならず各国に需要があるのだ。

 なので魔人の国産の布が一気に安く売られる事も無く、コボルト産の布がある程度高値で取引される予定なので、機織り一台くらい分割払いで問題無く払えるはずである。


 とりあえずの所はそんな感じで取っ散らかった現状を収拾して行った。

 とは言え機織りに関しては一台作るのに結構な時間が掛かるようだし、ジャイアントキメラワームの捕獲もしなければならない。

 養蚕のように繭から糸を採るわけでも無いから、どのようにすればより多く糸を吐くかの実験も必要だ。

 これで次に片づける問題が地脈の調査とコボルトとの模擬戦になり、一段落ついたなぁと王城に遊びに来ていたベスターと語らうのである。


「ああそうだ、模擬戦とやらに、私も行くからな」


 と思ったら少々調整が必要な事を言い出すのがいるのだ。

 勿論ベスターである。

 どうやらログハウスを早々に完成させたようで、ついでにコボルトの魔王を拉致って出来を見てもらうつもりらしい。


「ついでに地脈の調査にも噛ませてもらおうか。枯れたらどうなるのかの現物を見たい」

「まぁいいけど、やたらと精力的に活動するよなぁ」

「なんせこの身でどこにでも行けるようになったのだからな。トモヤとフローラに感謝だ」


 そう言うと、傍に立つフローラさんがうっすらと笑みを浮かべる。

 これ照れてるな。


「でもその流れでフローラさんに感謝って、何か頼んでたのか」

「ん、いや、彼女は私が動けない事で、代わりに自分が諸国を回って転移門ですぐに行けるようにすると言い出してな。だが魔力が強いせいで一所に少しでも長い間いると面倒が発生してしまう。だから、土地の記憶と書物を買い漁って来てくれていたのだ」

「ああ、納得した」


 ベスターの蔵書は図書館並みなのだが、その理由がわかった。

 城だし元々蔵書としてあるのだろうと思っていたし、冒険者や異世界人が森に入って勝手に殺された時の遺品にも本はあるらしいから、そんなので増えてると思っていた。

 本来、本は高価なものだ。

 それは製本技術が未熟で、複製の魔法を使えるウィザードが仕事として請け負っているからである。

 何なら各国のウィザードの本部の収入元が本の複製と言ってもいいくらいらしい。

 一応王都にも協会がプリーストを管理しているようにウィザードを管理する本部があるらしいが、プリーストのように数が少ないわけでも無いので、ウィザード適正のある人が就職先の一つとして選ぶ程度の場所だと言う。

 そして仕事は翻訳の魔法札の更新や書物の複製、新魔法の開発と既存魔法の改良、それらの体系化。

 他にも色々あるらしいが、大体はそんな所のようだ。

 で、そのウィザードが本を複製して売った場合、著作料みたいな形で原作者にも支払われるのでその分の上乗せもあって、まっさらな複製前の本代、著作料、ウィザードへの報酬の三つの合計が本の代金だ。

 なのでページ数にもよるが、一冊下手すると金貨一枚や二枚なんて物もあるらしい。

 ちなみになんでそんな高価な物をポンと買えてたかと言うと、死んだ冒険者や異世界人の装備が大抵高級品なので高値で売れるかららしい。

 魔人の森と言うだけで恐れられている癖に、そう言う場所だからと腕試しや名を売る為に結構侵入してくる人は居るのだと言う。

 大抵外縁部で力尽きるようだが。

 それを聞くと、俺が貰った金貨の元がそれなんだなーとちょっと考えてしまう。

 まぁ何かあった時に使おうとは思っていても、中々使う機会が無くて減らないのだけど。


「じゃあ、フローラさんは色々な国に行けるんですね」

「ええ、この地方の国々は全て回りましたので主要都市でしたら案内出来ます」

「で、夜には帰って来てベスターのお世話と。……ほんとフローラさんに感謝しないとだな」

「言うなトモヤよ。言われずとも私はフローラ無しではダメな事くらい自覚している」

「私が好きでしている事ですので」


 何とも微笑ましいのだが、考えようによってはこの二人で近隣全てを掌握出来てしまうと言う事だから、各国は知らない内に窮地に立たされていると言ってもいい。

 そう言う事をしないとわかっているからいいけど。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ