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咲瀬町の小さな物語  作者: しょーたろー
第一章 十年十色
4/50

第一章 十年十色 第三話 初仕事

はじめましての方ははじめまして!

久しぶりの方はお久しぶりです!


最新話書きました!

由奈の初仕事です!

まだまだ物語は序盤ですが読んでくれたら幸いです!


石本由奈(いしもとゆな)はなぜか涙がでてきた。

地面に向かってスーッと、1粒が大きな1粒が落ちていった。

なぜ涙がでたのかその理由はわからない。理由は至極簡単でこの気持ちはどういったことなのかが分からないからだ。

喜怒哀楽どれなのかが分からない。わからないと言うよりは理解しようとしない心になってきてるのだ。

由奈で分からないのなら目の前で涙を流された清水宏(しみずひろ)でもわからない。


「・・・」


沈黙が続く。

この二人からしたら2時間ぐらい立ち尽くしたと思えるくらい沈黙が続いた。

何を話したらいいのか分からない。

分からないから二人とも下を向く。


彼は自分が言ってしまったことでこの雰囲気が生まれたと思い

彼女は理由も分からないまま流してしまった涙のせいでこの雰囲気が生まれたと思う。


その雰囲気をなくそうとするために会話を生んだのは宏だった。


「僕さ、たまに空気読まない発言するからさっきの言葉忘れてね」


下を向いたまま由奈にそういう。

由奈もまた返事をする。


「そうなんですね。えっと・・・とりあえず私は何をすればいいですかね?」


準備が整い服装も乱れてないか確認したので仕事に取り掛かろうとする。

それに対して宏は予想外の返事がきたので慌てて返事をする。


「え、あ、えっと、とりあえず案内するね。今日は皿洗いをしてもらおうかな。」


そういってから由奈を厨房まで案内する。スタッフルームからでて右側に進むと厨房がある。

ちなみにスタッフルームからでて左側にあるのが裏口だ。


厨房に入ると店長ともう一人の方が仕込みをしていた。

宏はもう一人の方を紹介する。


「えっと、この方は料理人の土田さん。店長がいない時とかは店長代理を任されてるくらいの人だよ。」


それに対して由奈は挨拶をする。


「はじめまして。今日からここでバイトすることになりました石本由奈です。宜しくお願いします。」


土田さんは由奈の挨拶に対して返事ができなかったらしく笑顔で挨拶をした。


「土田さんは無口といえば無口な人だから気にしないでね。あ、話し掛けたらちゃんと返事するからね。今のはたんに仕込みで話す余裕がなかったからだから気にしないでね。」


そういったあと、食洗機が隣にある水道に向かう。

そして、洗い方を由奈に教える。


「とりあえず、食洗機があるから目に見える部分だけスポンジで洗い落として食洗機に並べていれてね。」


そういって皿を一つ洗い食洗機にいれたあと由奈にスポンジを渡しよろしくといって去っていった。


そして、由奈は皿洗いをし始めた。


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


このレストランは店内に入るとチリンチリンと鈴の音がなるようになっている。

その音がなったら店員さんたちは挨拶をする。


開店時間は午前11時で閉まるのは午後8時である。

一番お客様がこられる時間帯は12時代である。


今日は忙しいとはいえず忙しくないとはいえないぼちぼちだった。


「お疲れ様でした。」


由奈はまだ夜も出勤とは決まってないので午後4時にあがる。

あがったあとは家に帰る。


その生活が1週間続く。


1週間も続いたらもう仕事に慣れてきた。ホールの仕事もできるようになる。


宏とは仕事中に少し会話をするくらいの仲になった。


その中で休みが被る日が一日だけありその日にカフェに行くことになった。

カフェに行き、話したいことがあると宏が言い出したからだ。


休みが被った日になりそのカフェに行く。


待ち合わせの時間は午後2時。

その時間の30分前に着いた。が、宏はそれよりも早く着いていた。


「やぁ。レストラン以外で会うのは初めてだね。」


「そうですね。それで、話ってなんですか?」


そういって由奈は本題にはいる。

それに対して宏は何も慌てることなく本題にはいった。


「とりあえず本題にはいると特異体質みたいなのを持ってると思ったことない?」


また変なことを聞いてきた。この人って本当に変な人だ。


変な人だと思っていてもこの人はこの人で真剣に聞いてきている。

その証拠に目が泳いでないし笑ってもいない。


だから由奈は自分が思っていることを伝える。


「とりあえずなんでそんなことを聞くんですか?」


その言葉に対して宏は


「えっと、まぁ正直にいうと僕はあるんだよね。そういう特異体質みたいなのが。で、僕と似ているなと思ったんだよ。君も僕と同じではなくても似たような過去をもってるんじゃないかなって。だから・・・」


それを聞いた由奈はこの人には叶わないと思ったらしく正直に言うことにした。


「ありますよ。そういうこと。ただ、このことは忘れてくださいね。次の日には思い出そうともしないでくださいね。」


そういって石本由奈は自分の過去と自分が持っている特異体質について話すことにした。







ここまで読んで下さりありがとうございます!


次の話はとりあえず1週間以内には投稿します


物語はまだまだ序盤です。

暇つぶし程度にこの作品を読んでください。

今、投稿しているのを読み終わった時点でいいぐらいに時間が潰れると思います!


そして、評価のほうもよろしくお願いします

次の話も読んでくれたら幸いです!

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