番外編「第4章で新たに登場した人物たち」
今回は番外編です。
第4章で新たに登場した人物のリストを作ってみました。
○東郭の町に住む人々
・碧寧
東郭の町の第四小隊の副隊長。
馮千虹の伯父にあたる。
旅商人だった妹夫婦を殺した者たちを、ずっと探している。
部下の脩とは兄弟のような関係。
ゲーム『剣主大乱史伝』では英雄軍団と一緒に戦い、彼らを東郭内部に導いている。粘り強いため、壁役として有能。
・脩
東郭の町の第四小隊の兵士。碧寧の部下。
病で死にかけていたところを、碧寧の妹夫婦に救われたことがある。
それまでは力自慢の暴れ者だったが、改心して碧寧の部下になる。
碧寧の妹夫婦を殺した者たちを探している。
・馮千虹
碧寧の姪。知識欲旺盛な女の子。
実年齢は16歳だが、見た目は10歳前後。
理由は、小さいころから数多くの健康法・導引をごちゃまぜで行っていたこと。
そのために『気』や経絡や体質が変化してしまっている。
勉強家で、覚えたことは実験せずにいられない。
両親の敵討ちが終わり、これから天芳とともに北臨に向かうことにしている。
ゲーム『剣主大乱史伝』では最強の軍師キャラ。
壬境族のトウゲン=シメイを除いて、馮千虹と知力ではりあえるキャラはいない。
・李灰
東郭の町の防衛隊長。
兆昌括が失脚した後に、防衛隊長として赴任してきた。
真面目だが、不器用な人物。
○北臨にいる人物。
・梁鉄
藍河国の武官。梁三兄弟の末弟。
仲間の武官に押されて、天芳の功績に文句をつける。
現在は謹慎中。
梁銀という文官の兄がいる。
・梁銀
藍河国の文官。梁三兄弟の長兄。
礼儀正しく、抜け目のない人物。
天芳を東郭の防衛副隊長に推薦した者のひとり。
○盗賊団『裏五神』の者たち
・魃怪
盗賊団『裏五神』の指導者。
仰雲師匠とは同門の弟子にあたる。
若いころ、修業中の仰雲を襲い、返り討ちにあった。
そのせいで両脚に傷を負うが、『四凶の技・窮奇』を修得することで克服した。
雷光の奥義に破れ、捕縛される。
現在は東郭の牢獄で、死を待つ状態。
・呂乾・呂坤
双子の兄妹。呂乾が男性で、呂坤が女性。
盗賊団『裏五神』の首領。
魃怪が『頂点に立つものが双子であれば、争いは起こらない』と考えたため、ふたり同格の首領となった。
『四凶の技・窮奇』と『超硬気功』『超回復』を修得している。
また魃怪が独自にアレンジした『裏五神剣術』『裏五神歩法』を使う。
『飢獣導引』という、『獣身導引』のアレンジ版も使いこなす。
使える技は多いが、他者を見下す癖がある。
冬里を非戦闘要員と思っていたため、彼女の『流水』で技を受け流され、大きな隙を作ってしまう。その後、天芳から『天元の気』を撃ち込まれて敗北する。
現在は東郭の牢に閉じ込められている。
○その他、新たに本名が登場した人物。
・兆巽丘 (第3章と第4章に名前だけ登場)
太子狼炎の外戚である兆家の男性。
末っ子であることから、兆季とも呼ばれる。
景古升の妹と結婚しており、彼の義弟にあたる。
現在は、北臨から離れたところで暮らしている。
穏やかで真面目な人物とされる。
・お知らせです。
読者の皆さまのおかげで、書籍版「天下の大悪人」の2巻制作が決定しました。
本当にありがとうございます!
ただいま原稿作業中です。
これからもWEB版、書籍版あわせて、「天下の大悪人」をよろしくお願いします!
第5章はただいま準備中です。
年明けくらいには、更新をスタートする予定でおります。
年末も押し迫ってきました。
今年も『天下の大悪人』をお読みいただきまして、ありがとうございました。
来年もどうぞ、よろしくお願いします。
それでは、よいお年をお過ごしください。