番外編「第3章までの登場人物」
今回は番外編です。
登場人物が多くなってきましたので、主な登場人物のリストを作ってみました。
(名前だけ登場した人物も含めています)
第4章は、来週くらいからスタートする予定です。
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○メインキャラクター
・黄天芳
物語の主人公。大陸中央にある大国、藍河国に住んでいる。
ゲーム『剣主大乱史伝』の、天下の大悪人に転生した少年。
修得している技:獣身導引、五神剣術、五神歩法、天地一身導引、万影鏡 (四凶の技・渾沌のひとつ)
ゲーム『剣主大乱史伝』では、乱世を起こした大悪人とされている。
エンディングでは様々なかたちで処刑される。
・柳星怜
天芳の義妹。異民族に殺害された柳家の生き残り。
現在は黄家で幸せに暮らしている。
燎原君の娘である夕璃の友人。
修得している技:獣身導引、天地一身導引。その他に、動物と話す能力を持つ。
ゲーム『剣主大乱史伝』では藍河国を崩壊に導いた悪女。
エンディングでは自害するか、行方不明になる。
・奏凰花 (偽名:翠化央)
男装の美少女。
その正体は奏真国の第二王女。
天芳の姉弟子であり、共に武術を学ぶ朋友でもある。
真面目で、友人に対しては隠し事をしない。
修得している技:獣身導引、五神剣術、五神歩法、天地一身導引。
ゲーム『剣主大乱史伝』ではメインヒロインのひとり。
正義感にあふれていて、大悪人である黄天芳を仇敵としてつけねらう。
・玄冬里
天芳の内力の師匠である玄秋翼の娘。
幼いころに『四凶の技』を受けたせいで、身体が弱かった。
現在は天芳たちと『天地一身導引』の秘伝を行ったことにより回復している。
おだやかな性格で、相手のツボを突いて動きを封じる点穴の技を得意とする。
修得している技:天地一身導引、操律指 (点穴の技)。
その他にも医学を修めている。
○藍河国の人々
・雷光 (本名:震雨)
天芳と凰花の武術の師匠。
木剣で樹木を断ち切る剣術と、縦横無尽に飛び回る歩法の使い手。
燎原君の客人であり、武術家の中では最強クラス。
10年後のゼング=タイガと対等に戦えるのは雷光くらいだと思われる。
ゲーム『剣主大乱史伝』でも最強クラスのキャラとして活躍する。
・玄秋翼
天芳と凰花の『気』の師匠。雷光からは妹弟子にあたる。
流浪の遍歴医だったが、現在は藍河国に落ち着いている。
医学と点穴の達人。
・藍狼炎
藍河国の太子。
天芳の兄である黄海亮を『我が友』と呼ぶ。
生まれた直後に天に凶星が現れたことと、生後1年で母を失ったことが原因で、『不吉の太子』と呼ばれている。
優秀な反面、自分でなんでもしないと気が済まない性格をしている。
だが、最近は他人を信じて、任せることができるようになった。
ゲームでは藍河国を崩壊に導いた愚王とされている。
・燎原君 (本名:藍伯勝)
藍河国王の弟で、藍河国の宰相。
人材が好きで、多くの客人を集めている。
優秀で人望もあり、兄である藍河国王を支えている。
ゲームでは狼炎王を見限り、彼の敵となっている。
・藍夕璃
燎原君の末娘。
賢い少女で、父ゆずりの人望を持つ。人の心の機微を察するのに長けている。
狼炎と仲がいい。
ある事情から、星怜をうらやましく思っている。
・炭芝
燎原君の側近。優秀な文官。
様々なかたちで天芳たちをサポートしてくれる。
・黄英深
天芳の父。
優秀な軍人。藍河国の国境を守る『飛熊将軍』。
顔は怖いが優しい人物。親友の娘だった星怜を引き取る。
妻の玉四に惚れ込んでいる。藍河国で一、二を争う愛妻家。
・黄海亮
天芳の兄。『飛熊将軍』の後継ぎとして修業中。
生真面目な人物で、父に見劣りしないようにと自分を鍛えてきた。
狼炎から『我が友』として慕われている。兵士からの人望も厚い。
・玉四
天芳の母。病弱だったが、今は回復している。
天芳や星怜をいつも優しく見守っている。
・白葉
黄家の使用人。天芳の幼なじみ。
・兆石鳴
藍河国を守る『奉騎将軍』。黄英深とは同格にあたる。
狼炎の亡き母の弟であり、狼炎とは叔父と甥の関係。
・兆昌括
兆石鳴の息子。武官のひとり。
・兆季 (未登場)
兆石鳴の末の息子。おだやかな人物。
景古升の妹を妻にしている。
・景古升
藍河国の武官。守りに長けた人物。
・薄完
藍河国の文官。兆家の部下。
○奏真国の人々
・奏真国王
凰花の父。威厳ある国王。
藍河国との友好関係を大切にしている。
・奏紫水
凰花の異母姉。奏真国の第一王女。
色香漂う大人の女性。美を究めることに意欲を燃やしている。
好奇心旺盛で、様々なことに興味を持つ。楽しいことが大好き。
妹の凰花を大切に思っている。
○壬境族の人々
・ゼング=タイガ
壬境族の王子。最強の軍神と呼ばれる人物。
少数で藍河国に侵入し、狼炎と海亮を一蹴する。
文字通り、一騎当千の力を持つ最強キャラ。
天芳に敗北し、その身体は壬境族に引き渡される。
ゲーム『剣主大乱史伝』では軍を率いて藍河国に攻め込んでくる。
英雄たちを倒すほどの実力を持つ、作中最強の人物である。
・トウゲン=シメイ
壬境族の氏族のひとつである、シメイ氏族の長。
知識欲が旺盛で、地形や植物を観察するのが大好き。
放浪癖があり、ふらふらうろついているときに天芳と出会う。
天芳と出会ったのを機に放浪癖を抑え、壬境族穏健派の重要人物となる。
ゲームでは壬境族の軍師となっている。
知のトウゲン=シメイ、武のゼング=タイガと呼ばれるほどの実力の持ち主。
・リーリン=シメイ
トウゲン=シメイの乳姉弟。
今はトウゲンと結婚している。
・スウキ=タイガ
壬境族穏健派の首領の娘。ゼング=タイガの従妹。
支援を求めるために藍河国に向かっていたところを、雷光に助けられる。
現在は人質として、藍河国の首都に滞在している。
・レキ=ソウカク
スウキ=タイガの護衛。灯春の町で天芳や冬里と出会う。
・ハイロン=タイガ
壬境族の穏健派の首領。
天芳たちを使者として受け入れ、藍河国と友好関係を結ぶことを決める。
・エイガン=タイガ
壬境族の長老。占いを得意とする。
・ライハ=タイガ
穏健派の女性。スウキ=タイガの姉。
○戊紅族の人々
・ガク=キリュウ
戊紅族の防衛隊長。知勇両面にすぐれた名将。
壬境族の武将を一騎打ちで討ち取る。
現在は、藍河国の客将となっている。
ゲーム『剣主大乱史伝』では壬境族の武将として登場する。
武力と知力のパラメータが高いため、かなり手強い。
・ノナ=キリュウ
ガク=キリュウの娘。
壬境族に捕らえられていたところを、天芳と凰花に救われる。
密かに凰花を慕っている。凰花が女の子だということは知らない。
・カイネ=シュルト
戊紅族の族長の娘。
『四凶の技・渾沌』の秘伝書を守る巫女でもある。
○謎の組織、金翅幇の関係者
・介州雀
ゲーム『剣主大乱史伝』の主人公である介鷹月の父。
戊紅族へと攻め込み、『渾沌の秘伝書』を奪おうとする。
自身も『渾沌の技・窮奇』を修得している。
天芳と凰花に敗北し、藍河国へと送られるが、隙を突いて自害する。
・虎永尊
金翅幇の双刀使い。
壬境族に潜入し、ゼング=タイガの側近となるが、彼の敗北を知って逃走する。
ゲームでは主人公の側近であり、頼れる兄貴分である。
・燕鬼
藍河国に潜入していた短剣使い。
軽功 (内力で身を軽くしての跳躍技)を得意とする。
・惨丁影
暗殺者。飛刀 (投げナイフ)の使い手。
気配を消しての攻撃を得意とする。
・矢牙留
西方から来た毒矢使い。
相手の経絡に潜む毒『武術家殺し』を使う。
雷光を傷つけるほどの凄腕。
○その他の人々
・仰雲
雷光と玄秋翼の師匠。
『五神歩法』『五神剣術』の使い手。
同門の弟子と争い、相手を再起不能にしたことがある。
そのことから武術を捨てて、医術を学ぶ。
滴山で玄秋翼を指導したあと、仙人になるために山に入る。
その後は消息不明。
・吹鳴真君
仙人。戊紅族の守り神。
『四凶の技・渾沌』を編み出したとされる人物。詳細は不明。
・介鷹月 (未登場)
介州雀の息子。
ゲーム『剣主大乱史伝』の主人公。