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お前の弁当は?

お弁当作ってくれるってありがたい。

ブックマーク、評価、感想ありがとうございます。とても嬉しくて励みになります。


さて昼休みだ、あのクソハーどうなってるかな?

あいつら全員同じクラスで私は隣のクラスだからなかなか見に行けないのよね。

少しはくずれてるかな?


「僕今日は天気もいいし外で1人で食べるよ。」


リアンがいつものメンバーから離れようとする。

おっリアンさんいい感じにハーレムから抜け出そうとしてますね。


「まぁお外で食べるの素敵ね!皆でお外で食べましょう?私厨房の方にお弁当にしてもらえないかたのんでみます!」


チッ!クソ(マリア)めリアンを1人にさせろよ。


「僕は朝からお弁当を頼んでるけど皆はそんなに急にお弁当なんて厨房の人困っちゃうよ!?」


「大丈夫よ!私調理場の方達と少し顔見知りなの!ほらお菓子を作る時にお話するのよ!きっと包むだけだものやってくられるわ!頼んでくるわね!」


おっあの女調理場さん達に頼みに行ったよ!

今朝の盗作の告白でだいぶ調理場さん達の心象悪いぞどうなるか見ものだぞ笑


「あっ調理場さん私達も今日は天気が良いから外で食べようと思うの4人分お弁当にして貰えないかしら?」


「お弁当にする場合朝から言ってもらえないと無理ですよ。食堂で食べてください。」


おー!調理場の方々いい感じに冷たいな!

おいアホ(マリア)ちなみにその方調理場で1番優しいウォルトさんやで他の人は目も合わせない異変に気づけ?


「今日だけお願いしますわ?」


上目遣いでワントーン高い声小首を傾げる。

うん、めっちゃあいつぶりっ子してるわ皆冷たい目で見てるぞ空気読め〜


「規則は規則ですので。」


ウォルトさんに冷たく言い放たれてとても不満そうなマリア、クソハーにしょんぼりした顔で戻ってきた。


「ダメでした。規則だから出来ないと…。」


あからさまにしょんぼりしてるわ。同情を引く感じね、はいはい。


「マリアが頼むのに断るなんて!俺が行って咎めてこよう。」


「私も行きます。」


「そんな!エドワルド様、ルークそれは横暴というものです!王族と公爵跡取りともあろうお方がこんな事で怒るなんて。」


「そうですよエドワルド様、ルーク!マリアに対して過保護が過ぎます。それでは余計にマリアが困ってしまう。なぁマリア?」


おっ権力振りかざそうしたら止められましたねリアン、オスカーグッジョブ!そんな風に言われたら調理場の人怒って貰えませんなマリア。


「えっ?ええ!そうです。無理を言ったのは私です。それで調理場方が咎められるのは違います!」


「そっ、そうかでは仕方ないな。今日は食堂で食べよう。」


「マリアが良いなら……。」


「ええ、それじゃリアンお弁当持って私達と食べましょう?」


おっ怒ってもらう気満々だったのに宛が外れましたねバカ(マリア)そしてリアン絡まれてますな、どうするリアン!


「僕は朝から外で食べたかったんだ悪いけど1人で行くよ。」


「それなら朝から私達も誘ってくれたら良かったのにリアンの意地悪!」


断られましたな。

そしてリアンの服の裾を掴んでほっぺ膨らまして可愛く怒ってますよポーズ胸糞悪いわね。

ちょっとリアンさん何決意揺らいでる感じなんですか?

断っただろはよ行けや!


「ごめんね今度は誘うよ。僕が悪かったよ……。」


おい!何をしてるんだリアンさっきの決意はどうした何悩んでるんだよ?

ムカつくな!

ここはひと押ししておこう。


「ウォルトさんわたくし今日は天気が良いので外で食べたいんですけど朝頼み損ねてしまいましたの。ですからパンだけ頂けません?日に当たりながら食べますわ。」


「そんなアリス様パンだけなんて、一人分くらいすぐです今包みますね。」


「そんな悪いです。」


「いえいえ私達とアリス様の仲ですこの位。でもないしょですよ?」


優しい笑顔で綺麗なお弁当を作ってくれる調理場の方々。まさかここまで(マリア)との対応に差があるとはあの(マリア)ざまぁ笑


「ありがとう。皆さん、今日だけ甘えさせてもらいますわ。」


こっそりお弁当を受け取る。

5人の近くを弁当を持って通り過ぎる。その時リアンと目を合わせチラリとお弁当をみて微笑んだ。

他の4人は気づかれないようにリアンとだけ目を合わせるの結構難しいわね。

でもこれで私が弁当を食べる事はリアンに伝わった。

私を追いかけてくるかマリアを取るか今の好感度の比率もわかるな。

食堂を出て廊下を歩いていると後ろから声が聞こえてきた。


「アリス〜待って〜!」


リアンが追いかけてきた。

良し!私の方に好感度傾いてるな。まぁあれだけあの女のネガキャンして私の好感度上がる行動したからな。


「まぁリアン様。どうしましたの?」


「あの、アリスがお弁当持って出ていくの見えて、僕もお弁当で、それで……。良かったら一緒に食べられないかなって?」


うん、リアン攻略対象だけあってこう言う顔可愛いな。

そしてあのクソハー抜けてきたか偉いぞ!


「まぁ嬉しいです。天気も良いし外でと思っていましたの。1人よりも2人の方がお弁当も美味しいですものね。そうですわ裏庭の薔薇の蕾が開きかけですの。裏庭で食べません?」


下手に他の奴らに見られたくないからな。


「そうなの?楽しみだなぁ。行こっか!」


「ええ。」


それにしても脆いなあの女のハーレム。


「どうしたのアリス?とっても楽しそうだね?」


「リアン様とお弁当ご一緒できるのが嬉しいんですの。」


危ない危ないニヤけてしまった。


そしてリアンと楽しくお弁当を食べた。

食べてる間5回位リアンの顔を赤くすることに成功した。

リアンめっちゃ顔赤くなりやすいのな。お前はタコか?

まぁ和やかにお弁当を食べて分かれた。



さぁ〜放課後になりましたね!あの人達に会いに行こうかしら!クソハー要員達これからだぞ!

あっニヤける。

読んで下さりありがとうございます!

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