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17.黒キ存在

合計PV900を超えました!( f ‘∀‘ )fヤッタゼ!

(saidウェイル)

ハルト達がが【ロングワープ】で街へ行ったのを確認し、気が倒れた方向を向く。

徐々に近づいてきて、ようやくその姿を現す。

「な、キ、キメラだと?!」

俺はその見た目からして完全に自然に生まれたものではなく、人為的に生み出された見た目からそう判断し叫んでしまった。

「気引き締めて行くぞ!魔物の素材なんかよりこっちに集中しやがれ!住む場所がなくなったら元も子もないからな!」

さすがに、ここに集められているのは辺境のこの地で中堅以上のランクの冒険者なので、そんなことは無いのだが、ウェイルはそう叫んで活を入れた。しかし、キメラ達はなぜか動かなかった。

(なんだ?何を待っているんだ?命令か?それとも別の何かか?)

ウェイルがそう思っていると援軍が次々と送られてきた。

(ハルトのやつ、よく魔力がもつよな)

そんなどうでもいいことを考えていたが、やがて、その内の一体が動き出す。

「いきなりかよ?!」

ウェイルがキメラの向かった方向を見ると、そこにはハルトがいた。

(な、なんで、あいつを狙っていやがる?!クソっ、間に合わねぇ!!)

キメラはもう既にハルトに向かって攻撃を仕掛けていた。ハルトは恐怖で何も出来ないのか逃げる気配はない。

もうダメか。ウェイルは諦めかけた、が

振り下ろされた大鎌は虚しく空を切り、逆にその腕に風の斬撃が繰り出され腕が落とされる。

「な、なんだ?!」

ウェイルは……いや、その場にいる全ての冒険者が己の目を疑った。

そしてウェイルだけは、あることに気がつく。先程までは綺麗な金髪だったはずのハルトの髪は黒くなり、全身にまとうオーラも普段の優しい魔力ではなく、すべてを飲み込もうとしているような真っ黒な魔力になった。

「コノ体ハ俺ノモノデモアルカラナ。チャッチャト片付ケルトスルカ」

カタコトな独り言を残して、その姿が消える。魔法で作ったのであろう黒い剣でキメラを微塵切りにする。

「「「ガァァァァァァ!!」」」

仲間を殺され、怒ったのか残ったキメラは叫び、ハルトへ向かっていく。

「俺ガ表ニ出テル時ナラ、オ前ラヲ100体グライナラ相手ニ出来ルンダガ」

また、何か呟いてから次々と向かってくるキメラを先ほどと同じようにしていく。冗談じゃねぇ、あいつ、いったいどこにそんな力を隠し持っていやがった。俺ですらタイマンはるのがきついってのによ。

そして、戦いではなく、一方的な蹂躙が始まる。その場にいた者達はそれを、ただ呆然と見ていることしか出来なかった。

ウェイルの隣にいた冒険者達は

「お、おい、あの子って誰の子だ?」

「あの子はアルフォード辺境伯の三男だぞ?!」

「はぁ?!領主様のとこの息子ぉ?!」

「おいおい、どんなバケモノだよ…」

と話していた。

ハルトがこちらに向かってきた。あの黒い魔力からいつもの白い魔力にだんだんと戻ってきた。

「お、おいハルト、大丈夫か?」

「はい、大丈夫です。彼もしっかりと約束は守ってくれたみたいですし」

「彼?」

「い、いえ、何でもないです。戻りましょう」

ウェイルは少しの疑問を抱いたが、それを口にすることは無く、ハルトに促されるまま、その場をあとにした。


日曜日の事なのですが、布団の上でゲームをしていると視界の隅でカサカサッと動いた感じがしたのでそちらを見ました。すると、そこには黒光りする台所の帝王がっ……!!

まあ、キ○チョールぶっかけて弱ったところをお外へ連れ出し叩き殺して事なきを得ましたが…久々に見て鳥肌立ちました(笑)

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