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特別編!? 最後の戦いの後、勇者(♂)と魔王(♀)が暇すぎるのでエイプリルフールになんかしゃべってます。

作者: 起石 隼

『最後の戦いの後、勇者(♂)と魔王(♀)が暇すぎてなんかしゃべってます。』(http://ncode.syosetu.com/n6447dw/)の続編です。エイプリルフールだったので書いてみました。


魔王「えいぷ・・・・・・りる?なんじゃ?また時空を歪める類の必殺技でも会得したのか?」


勇者「いやエイプリルフールな?あとお前の中の俺はどうなってんだ」


魔王「かつて妾の野望を打ち砕いた魔族における破壊神」


勇者「ザッツライ。いや違う!いやそうだけれども!」





魔王「嘘をついてよい日、じゃと?」


勇者「ああ、昔っからの風習っていうか――――息抜きみたいな?」


魔王「ふん、下等な人間らしいくだらぬ文化じゃのう」


勇者「魔族にはそーゆーのないの?」


魔王「『刺されたら刺し返してもいい日』ならあるがの」


勇者「無法地帯じゃねーか!!そしてそこから始まる地獄のループ!!」


魔王「通称『死んではいけない24時』!」


勇者「何そのデスゲーム!?」


                    ◇           ◇


魔王「・・・・・・」


勇者「・・・・・・」


魔王「あー・・・・・・暇じゃなー」


勇者「お前いっつもそんな感じだな」



魔王「・・・・・・」


勇者「・・・・・・」


魔王「勇者よ」


勇者「ん?」


魔王「妾にスイーツを捧ぐと寿命が1億年も延びて―――」


勇者「下手か!!」


魔王「さらに世界の半分をくれてやろう!」


勇者「この世界の価値=スイーツ!?どんだけ食べたいんだよ!?」



魔王「むぅ・・・・・・」


勇者「あー分かった!分かったから!そんな乙女チックなジト目で見るな!」


魔王「よいのか!?褒めて遣わすぞ!!」


勇者「ウソだよ」


魔王「ぐあああああああ!!!一度ならず二度までもおおお!!!」


勇者「ああ泣くな泣くな!冗談だって!」


                 ◇         ◇


 ガチャッ


勇者「ただいまー」


魔王「さぁ勇者、妾を楽しませてみせよ!今こそ審判の刻である!」


勇者「くらえ!本日限定ッ!ジャンボシュークリーム税込550円!!」


魔王「ふまっ、あまあああい!しゅごーい♥」


勇者「速いなオイ」


                 ◇         ◇


魔王「まったく、『えいぷりるふーる』とやらはろくなコトが無いのぉ」


勇者「俺の分まで食っておいてよく言うぜ」


魔王「当然の代償じゃ。人間如きが魔族を騙すなど、笑止である」


勇者「・・・・・・」


魔王「笑止である」


勇者「そんな君も、好きだ」


魔王「えっ!!?」


勇者「ウソだよ」


魔王「もう何も信じられん!!」

数か月後に連載版にする予定です。お楽しみに!

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