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キラキラ輝く素敵な恋  作者: 優花
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転校初日の最悪な出会い

今日は、私が初めて西崎高校に行く日。私は職員室に寄るために少し早く家を出た、、はずなのに

「ヤバいーーー時間がなーい!もぅー1時間も時計が遅れるとか、反則っ!」

そう、7時に家を出るはずが時計が1時間遅れで私まで1時間も遅れて出るはめになった。

「いーやーだー。初日早々遅刻なんてー」

転校初日から遅刻するなんて汚名を付けられたく無くて自分でもびっくりするほど速く走る。でもあまりに速く走っていたから、角から出てきた男子にそのままの勢いで突進してしまった。

やってしまった。 遅刻+いきなり突進女の汚名までついてしまう。そんなことは、させまいと必死に頭を下げて謝る。

「ごめんなさい。ごめんなさい。本当にごめんなさい。」

ぶつかった相手の人は、一言もしゃべってくれない。ずっと頭を下げていたが時間も無いので取りあえず顔を上げる。



私は、その時一瞬時が止まったかと思った位驚いた。

目の前に立っていたその男の子は、同じ高校の制服を来ていて私より身長が高くスラッとしていて真っ黒の髪がサラサラでその前髪から覗く2つの瞳が冬の夜空の様に綺麗だったから。

「あ、、、あのっ、ぶつかってすみませんでした。」

ドキドキしながらやっとの思いで口から出した言葉は、彼の態度で一気に冷めてしまう。

「別に、、時間無いんで失礼します。」

私の事なんて一瞬チラッと見ただけで素通りしてしまう。

先々と行ってしまう彼の背中を小さくなるまでその場で見続け、見えなくなった瞬間に私は、叫んだ。

「なんなのよー!」

せっかく凄く好みの人と出会って行きなりキラキラ輝く恋がゲット出来たと思ったのに、、あんなに無愛想な男は、論外だ、、、

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