期待がかかるアメリカのハンバーガー
コモンズA疲れました……
振り返ってみれば11回に渡ってコモンズA関係のことを書いてきたわけですが、想像以上に疲れていると想像していただけるといいかなと思います。疲れたわあ!
と、T氏に言ったところ、
「そんなもの、始める前からエグいと思わないと、なんでそんなことしようと思ったの」
と笑われましたが、ええやんか、やりたかったんやから! というか、あれでも「略してごめんなさい」な気分なんやから!
というぐらい、たくさんの国が入ってます、コモンズ。
「これは、残りのコモンズも心してかからねば」
と、ぐったりしながら思ってます。
そして実際にも見て回ったらかなり疲れました。思えば11時予約に間に合うように10時20分頃には満員の地下鉄から降りて満員の舞洲駅に降り立ち、やはり満員の東ゲートから会場内に入り、ペルー館、モザンビーク館の次にコモンズAに入りました。
気がつけばもう14時を回っている。
「そろそろお昼ご飯にしよう、そして休もう」
ということで、移動しました。
前回、オーストラリアのハンバーガーに勝手に多大な期待をして、
「思ってたのと違う」
としょげていた人が一人おりました。それが少々かわいそうだったので、ちょっとした情報を仕入れておきました。
「アメリカのハンバーガーすごいらしいぜ」
ちょうどいるのは東ゲート側、アメリカ館もすぐそこだ。バルト館からぐるーーーーーーーーーっと、大回りしてオーストラリア館に行ったのとはもう違う。ちょこっと行ったら、
「なんだこの列は!」
アメリカ館やフランス館、そしてフランス館の関係のパン屋さんに並ぶ人が通路をまたいでずらーっと並んでる。どのぐらいかかるか聞いたら2時間半とか言われたー
とりあえず僕たちの目的はパビリオンではなくハンバーガーなのだよ。アメリカのレストランを聞いたら、ずらーっと並んでる横をすすっと進んだところらしい。
行ってみたらこちらも少々並んでました。時間は特に出してなかったですが、そこそこは並んでました。30分ぐらいは並ぶかも知れないけど、でもハンバーガーを食べるのです。
並んでいる間にレストランの向かい側にあるステージでショーが始まり、それを見ながらちょっとずつ列は前に進みました。
途中、メニューを出してあるのを見たら、
「なんだこの黄色いシールは」
「もしかして売り切れシールじゃないか」
「いやあ、それにしたら貼り方が雑やん、子どものいたずらちゃう」
とか勝手なことを言いながらやっとレジまで辿り着いたら、やっぱり売り切れシールでした。私が食べようと思ってたサーモンのバーガーがあ! しょうがないのでT氏と同じ「スパークバーガー」というのにしました。
レジを済ませるとフードコートなどでよく渡される、自分のができたらブルブルしてくれるのを渡され、空いていた席に座りました。
と、アメリカのお兄さんがやってきて、
「そこよりこちらにどうぞ」
みたいに座った席の向かい側を示すんです。こっちはだめだったのかなと思ったら、
「こっちに座ったらショーが見られますよ」
って、なんて至れり尽くせりなんだ! そちらに座り直し、ショーを見て、と言っても遠いんですが、なんとなくいい気分でハンバーガーができるのを待ちました。
やがて震えるうちの番号。T氏が取ってきてくれたら、スパーク君らしき焼き印のついたハンバーガーだったんですが、これが大きかったのです。
「アメリカしか勝たん!」
味にもボリュームにもT氏も大満足です。ほんとうに大きなハンバーガーで、遅い昼食もそれ一つで満足できるほど。やっぱりアメリカはなんでも規模がでっかいなあ。
こうしてハンバーガーの仇はハンバーガーで討った私たちでした。
って、私は別に仇とは思ってなかったんですけどね。まあ先週しょげてた方が大喜びしてたのでいいでしょう。
写真左上:メニューですが、黄色いシールを貼ってたのが売り切れてました。アラスカサーモンがあ!
写真右上:ハンバーガーができたよと教えてくれる例のあれ。
写真下 :スパークバーガー。かなりでかいです!そして味もよかった!




