コモンズA・ブルンジ
本当に色んな民芸品とかがあるんですが、
「ブルンジ」
のは本当にかわいかったんです。いや、他のがかわいくないってのじゃないんですが、写真を見てもらったら分かると思います。
まずは、
「カラフルなワニ」
がめっちゃかわいい!
そして、
「何かの繊維で編んだ容器」
がこれまたキュート!
それから、
「ハートのついたお面」
や、
「首をからませてるキリン」
とか、なんだか見てると、
「キュン!」
とくるようなデザインなんですよ。
本当、こういうの、なんかおみやげ物にしてくれてたら色々買ったのにと思います。
「こういうのを作る国、一体どういう国なんだろう」
そう思って調べだしたら、
「え、それがそうだったのか」
と、ショックなことを知りました。
「ブルンジ内戦」
一時テレビのニュースとかでよく耳にしたんです、
「フツ族とツチ族の対立」
という言葉を。
元は家族のように仲が良かった二つの部族が、政治的対立で命を奪い合った、そんなことを言ってたと思います。漏れ聞こえる事態は本当に悲しいもので、どうしてそんなことにと思ったのを覚えています。昨日まで仲良くしていた隣町の人が、いきなり集団で攻めてきて、自分の家族や近所の人を手にかけていき、その仕返しに今度はこちらも相手を襲う。聞いてかなりショックでした。
それだけじゃなく、ヨーロッパのアフリカの取り合いの中で、第一次大戦の戦場にもなったらしい。映画とかでドイツと英仏が戦車でぶつかりあったり、塹壕を掘ってその中に隠れて長い期間戦ったり、その中でクリスマス休戦のがあった、そのぐらいのことしか知りませんが、その一部がこのブルンジで行われたんですね。
でもやっぱり、何があってもみんなとても魅力的なんですよ、ここにいた子たち。どちらもこの国の顔なんですね、どちらかだけではなく。そんなことを思いました。
写真上 :こっち向いてるワニ。
写真中左:首をからめあってるキリン。
写真中央:ユーモラスなお面と容器。
写真中右:何かの繊維で編んだ容器。
写真下 :あっち向いてるワニ。




