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我楽くたくた万博漫遊記  作者: 小椋夏己
2025年6月5日(木)二回目
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コモンズA・ブルンジ

       挿絵(By みてみん)


 本当に色んな民芸品とかがあるんですが、


「ブルンジ」

 

 のは本当にかわいかったんです。いや、他のがかわいくないってのじゃないんですが、写真を見てもらったら分かると思います。


 まずは、


「カラフルなワニ」


 がめっちゃかわいい!


 そして、


「何かの繊維で編んだ容器」

 

 がこれまたキュート!


 それから、


「ハートのついたお面」


 や、


「首をからませてるキリン」


 とか、なんだか見てると、


「キュン!」


 とくるようなデザインなんですよ。


 本当、こういうの、なんかおみやげ物にしてくれてたら色々買ったのにと思います。


「こういうのを作る国、一体どういう国なんだろう」


 そう思って調べだしたら、


「え、それがそうだったのか」

 

 と、ショックなことを知りました。


「ブルンジ内戦」


 一時テレビのニュースとかでよく耳にしたんです、


「フツ族とツチ族の対立」


 という言葉を。


 元は家族のように仲が良かった二つの部族が、政治的対立で命を奪い合った、そんなことを言ってたと思います。漏れ聞こえる事態は本当に悲しいもので、どうしてそんなことにと思ったのを覚えています。昨日まで仲良くしていた隣町の人が、いきなり集団で攻めてきて、自分の家族や近所の人を手にかけていき、その仕返しに今度はこちらも相手を襲う。聞いてかなりショックでした。


 それだけじゃなく、ヨーロッパのアフリカの取り合いの中で、第一次大戦の戦場にもなったらしい。映画とかでドイツと英仏が戦車でぶつかりあったり、塹壕を掘ってその中に隠れて長い期間戦ったり、その中でクリスマス休戦のがあった、そのぐらいのことしか知りませんが、その一部がこのブルンジで行われたんですね。


 でもやっぱり、何があってもみんなとても魅力的なんですよ、ここにいた子たち。どちらもこの国の顔なんですね、どちらかだけではなく。そんなことを思いました。

写真上 :こっち向いてるワニ。

写真中左:首をからめあってるキリン。

写真中央:ユーモラスなお面と容器。

写真中右:何かの繊維で編んだ容器。

写真下 :あっち向いてるワニ。

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