コモンズA・セントクリストファー・ネービス
コモンズAを見て回ってたら、その国の工芸品などが多くて、
「似てるの多いなあ」
と思う部分もあったんですが、その中で、
「え、何、この学天即みたいの!」
と、びっくりしたのがありました。
「この緑色のアンドロイドみたいのはなんだ! なんでここにこうやって座っている!」
これまで見てきたコモンズAのパビリオンは、どれもやっぱりこう言うとあれですが、似たりよったりのところがあるものが多かったです。彫刻とか民芸品。ちょっとアクセサリーっぽいものも。その中でソロモンの彫刻のように個性的なものもありましたが、正直、他のところのと混ぜ混ぜしても、私のように詳しくない者にとっては「これがそうか」で終わってしまうような物も結構多いです。こんなことを言うと専門家に叱られるかも知れませんが。
ですが、これは他のところと混ぜても間違いようがない。
「セントクリストファー・ネービス」
この名前さえしっかり覚えておけば、
「この写真はどこのパビリオンでしょう」
と言われても、
「はいっ、セントクリストファー・ネービス!」
とボタンを押して答えられる自信があります。
そのぐらいインパクトはあるんですが、
「なんでここだけこんなものを飾ってるんだろう」
と、頭の中は疑問符だらけになりました。
「一体この国はどんな国なんだろう」
調べてみました。
クリストファー・ネイビスはカリブ海の島です。一般的な地図で見るとキューバやドミニカの右下あたり。イギリスから独立した国で、美しいビーチやサンゴ礁で有名と、大体の南国の島国と同じような説明を見ることができました。英連邦王国の一員ですから、前出のソロモンと同じく、国のトップはイギリス国王ということになりますか。
そういう感じで色々と調べたんですが、どうしてこの学天即が飾られているのかはやっぱりよく分からない。
色々調べていったら、あるSNSで、
「XBOX Kinectロボに遭遇して懐かしい」
と、写真を出してる方がいらっしゃいました。でも私はそのゲーム機を持ってないし、ゲームにも詳しくないのでやっぱりよく分かりません。これを展示しているのが「クリストファー・ネイビスのロボティクスチーム」ということが分かるばかり。
説明もあまりなかったと思うんですよね。あったら「なんでやねん」と思って必死に読んでるはずです。何かそんな開発に特化したような国なのか、それともこのチームがゲーム機の開発に参加していただけなのか、謎は残るまま国名と緑の学天即はきっと忘れないだろうなと思いました。
何か名前はあるんでしょうか。
私は「緑の学天即」と呼んでますが。




