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我楽くたくた万博漫遊記  作者: 小椋夏己
2025年6月5日(木)二回目
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コモンズA・トンガ

    挿絵(By みてみん)


 トンガは南の島の中でもなんとなく馴染みがある国のような気がします。


 どうしてなのかなと考えたんですが、はて、いざ考えてみるとどうしてかがよく分からない。


「お相撲かな、ハワイから来た力士みたな人がいるんだろうか」


 確かにいましたが、名前を見てもピンとこない。そもそもお相撲にそんなに詳しくないし。


「ラグビーで確かトンガのハカってのがあった気がする」


 ラグビーのワールドカップの代表選手は、必ずしもその国の選手でなくていいので、そこにいたのかなと調べてみたら、


「中島イシレリ」


 ああ、知ってるわ、テレビで見てなかなか愉快なおじさんというイメージだった。でも、国籍がトンガとは知らなかったな。


 それから「ハカ」についても調べてみたんですが、


「ハカはニュージーランドのマオリ族が伝統的に踊るダンスをオールブラックス(ラグビーニュージーランド代表)が踊る」


 とあり、トンガのものは、


「シピタウ」


 といってまた違うらしい。


 ラグビーも全く知らないんですが、今回のことでハカに対抗してトンガのシピタウも演じられ、ワールドカップでとても盛り上がったと初めて知りました。

 

 ということで、やっぱりラグビーが強いんですよね、多分。パビリオンの絵にもラグビーがありましたし、有名選手らしき写真もありました。


 さて、じゃあどうしてトンガに親しみがあるのかと考えてもなんとなくよく分からない。意味は分からないなりに、南方の島と浮かべると出てくるうちの一つではあります。小さい頃からなんとなく知ってた名前のような気がします。

 

 展示してあった亀の彫刻や民族衣装を見ると、なんとなく馴染みがある。だからもしかしたら、何かのドラマとか漫画やアニメなんかで見て知らないうちに国名を覚えていたのかも知れない、そう思って、


「食べ物は何かあったかな」


 と思って調べてみました。何しろこれを書いている人、食い意地が張ってるのでその可能性も高い。


 そしたらありました。


「パンの実」


 子どもの頃本で読んで、


「どんなのかなあ」


 とワクワクした木の実です。おそらくそこにあったんでしょう、トンガ。


 実際はそこまでパンでもないらしく、芋っぽいらしい。この島にやってきた宣教師たちが「パンのように主食にしている」と思ったところから「パンの実」と名付けたとの説もあるようです。「パンノキ」になる木の実で英語ではそのまま「ブレッドフルーツ」だとか。

 焼いたらパンっぽい香りがするし、茹でてこねるとパンっぽくなるともあるんですが、本当のところはどうなんでしょうね。食べたことがないので分かりません。


 しかしやっぱり食べ物絡みだったかと、自分の一貫性に感心すると共に、とりあえず、テレビで見る明るいおじさんの中島イシレリさんがトンガの方だと覚えたのでいいかな。

写真左:なんとなく見覚えがあるような亀の彫刻

写真右:なんとなく見覚えがあるような民族衣装。


どちらもなんとなく親しみがありました。

でもパンの実はなかったようなのがちょっと残念です。

彫刻がちょっとパンっぽいですが。

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