モザンビーク館・その三
モザンビーク館の二階で映像を見たので、降りてきて展示を見ます。映像まで見なくていいなとか、二階に上がるのは面倒という方は、こちらだけ見ることもできます。
モザンビークはアフリカ大陸の南の方、南アフリカやジンバブエと国境を接しながら東インド洋に面した国です。最貧国の一つとされているらしいですが、係の方はどの方も笑顔が素敵でした。
海に面している国だからでしょう、帆船を模した展示室では、船に座ったようにして休憩もできる形です。
木琴のような楽器を叩かせてくれるので、私も叩かせてもらって、係のお兄さんに「フォトおっけー?」と聞いたら「イエスイエス」と満面の笑顔を見せてくれました。
楽器の名前は多分「ティンビラ」でいいと思います。ちょっと忘れてしまったので帰ってきてから調べましたが。ユネスコの無形文化遺産になっているそうです。なんとなく「チェンバロ」と「ティンパニ」を混ぜたような名前ですよね。
はっきり言ってしまって申し訳ないんですが、お隣のペルーにはすごくすごく期待して「わあいマチュピチュだ!」「アマゾンカワイルカ!」「シパン!」「黄金!」「織物!」と興奮しながら見てきたわけですが、モザンビークという国の知識はほとんどなく、名前を聞いたことがあるぐらい。アフリカか、南太平洋とか、よその地域かすら区別がついていませんでした。
ですが、思わぬ出会いと思わぬ場面を見てしまい、今はなんだかすごく親しみを感じます。今では場所も覚えましたし、この先も「モザンビーク」と聞いたらはっきりと頭の中に浮かぶ国になりました。首都の名前は「マプート」だそうですが、うーん、これはもしかしたら忘れてしまって検索かけてから「そうだった」と思い出すレベルかも? 地理、苦手なんですよー
でも、本当にいい出会いができたパビリオンです。記憶に残るパビリオンの一つになりました。
写真左上:帆船の形をした展示室。
写真左下:ティンビラという名前の楽器。
写真右:ティンビラを叩かせてくれたお兄さん。笑顔が素敵です。




