ペルー館・その二
ペルー館で特にこれは見ておかないといけないのが、
「シパン遺跡の遺物」
です。
王が身に着けていた装飾と、それを復元して身につけた王の像が展示されていました。
やっぱり中南米の古代文明というと黄金ですよね。有名なのはインカ、マヤ、アステカですが、シパンやシカンのような、まだ研究途中という文明もたくさん存在していたようです。
調べたところ、前期の4月13日から7月12日がシパン、後期の7月13日から10月13日までがナスカの展示だそうです。これは後期もぜひとも行かなくては!
シカンの王のピーナッツの殻を連ねた首飾りがおもしろかったです。他はなんとなくそのあたりの装飾っぽいと思って「うんうん」と見てましたが、まさかピーナッツだとは思わなかったなあ。説明を見なかったら気がつかなかった。そして実際にそれを見に付けてる王様を見て、また「うんうん、こうなるか」と思いました。
そんなに広いパビリオンではありませんし、展示品もそれほどたくさんはないんですが、その分ゆっくりと見ることができます。
写真を撮りながら進んでたら、あっという間に出口まで来てしまい、
「もうちょっとゆっくり見ないともったいなくない?」
とT氏に言われ、もう一度少し戻ってゆっくりと見てきました。
いや、興奮ものですよ、ここ。
私たちが行った時は20分待ちとのことでしたが、その後でよそを見て戻ってきたら列が長くなっていたので、空いている時にさっと入った方がいいかも知れません。小さなパビリオンでも油断してるとそうなるようです。
写真左 :装飾品を身に着けたシパン王の像
写真右上:遺跡から出た副葬品
写真右下:ピーナッツの首飾りや確かラピスラズリの耳飾りだったはず。どちらも王が身につけてます。




