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我楽くたくた万博漫遊記  作者: 小椋夏己
2025年9月29日(月)十七回目
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ゲート前に密集

挿絵(By みてみん)


 大移動をしてゲート前の屋根のある場所にかなりの人が入れたようですが、私たちぐらいの場所の人間は全然屋根のある場所から離れてました。そのぐらい6時半に来た人間は列のずっと後ろということですね。もっとも、後ろからもどんどん人が来ていて、その人たちはまだまだ「大腸コース」を進んでいるぐらいでしたが。


 はぐれていたT氏とも合流でき、そこでまたしばらく待つことになりました。


「これ、早めに中に入れて大屋根リングの下にでも誘導したらいいのに」


 T氏がそう言い、同じようなことを言ってるのが聞こえてきました。


 だって、ゲート前に集合しても、屋根の恩恵を受けられる人なんてほんの一部です。


「また雷が来て落ちたら、今度こそ大事故になるんじゃないか」

 

 うん、思うことは同じです。離れて行ったといってもまだごろごろぴかぴかやってますし、戻ってこないとも限らない。


「運営が英断で中に入れたらいいのに」


 そう言ってたら放送がありました。


「入場時間は通常通りです」


 期待している人たちの気持ちをひっくり返すような無情な放送。


 まだまだ雨は降り続いているし、雷も続いてる。


 だけど、もしも「パビリオンやショップに並ばないで」と言って中に入ったとしても、絶対並ぶ人、走る人は出てきますよね。だから運営の気持ちも分からないでもない。

 

 この時で時刻はまだ7時半ぐらい、入場できるまでには少し早く入れてもらえたとしても1時間以上あります。


 ただ、雨が少しましになってきて、集められただけ密度が高くてなんとなく温めあってるみたいで状況は楽にはなっていました。

写真左 :夢洲駅に着いた頃、6時半でこんな感じでした。

写真右上:駅から外に出たところ。ゲート前には並ばせていないので人がいないように見えますが、外側にはいっぱいでした。

写真右下:大雨でゲート前に集められたところ、7時半頃の写真です。

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