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我楽くたくた万博漫遊記  作者: 小椋夏己
十七回目に向けて
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真鍮と錫

 やりたい放題一人万博で色々なものを買いましたが、どれも自分の好みばっちりで気にいっています。


 その中で例のバングル、アラビア文字を入れてもらって値段になんだかんだあったあのバングルですが、その素材についてちょっと調べてみました。


 まず、名前を彫ってくれるおじさんの前に置いてあった金色の棒の、


「真鍮・しんちゅう」


 ですが、


「銅と亜鉛の化合物」


 です。だから金色っぽい色をしてるんですね、銅が入ってて。「黄銅」とも呼ばれることがあります。


 長所として「腐食に強い」「柔らかくて加工しやすい」「抗菌・抗ウイルス作用」などがあるそうです。それ以外にも多分金色の方が高価そうに見えるというのもあるんじゃないのかなあ。


 それに対して私が買ったバングルの、


「錫・すず」

 

 ですが、「元素番号50」で「元素記号Sn」と単体の金属です。食器などによく使われる銀色の金属で、単体では柔らかすぎて加工できないので何かがちょっと混じっているらしい。食器に使われることなどから無毒でもあることは分かると思うんですが、よく似た「鉛」と勘違いされて「錫は毒性がある」と思われることもあるらしい。気の毒だ。


 上にも書いたんですが、世界的にはやっぱり金が価値があると思われるから、それもあって金色の真鍮の方が好まれるんじゃないだろうか。私は元々金よりも銀が好きなのと、形がやっぱり金属の棒を曲げただけのデザインより今回買ったやつの形が好みだったので、迷わずこちらを選びました。


 まあ、もしかしたら財産として持つなら真鍮の方が上かも知れませんが、だってこっちの方が好きだったんだもーんということで、やはりこれを買ってよかったと満足しています。

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