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我楽くたくた万博漫遊記  作者: 小椋夏己
2025年9月24日(水)十六回目
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二度目のチュニジア館・その一

 二度目の万博、バルト館の並びのパビリオンには全部行ったと思っていたら、前でろくろを使っているおじさんを見ただけで入った気になっていたチュニジア館、七度目、感染症明けの「大阪ヘルスケアパビリオン」の予約前にさっと通ってスナックを買って食べただけのチュニジア館に行くと決めていました。


 パビリオンの予約があるとそちらが気になり、早め早めに行動するもので、見たのは見たんですが本当にさっと見ただけなのと、ショップが色々面白そうだったのにそちらまで見る余裕がなかったのと、それからあの謎のろくろで回しただけの壺やお皿が気になって、どうしても行きたかったのです。


 展示ももちろんもう一度ちゃんと見ましたが、今回来たのにはしっかりと目的があるのです。


「ショップで買ったアクセサリーにアラビア文字で名前を入れてもらう」


 というのと、


「あの壺が欲しい」


 この二つです。


 ただ、この時時間は18時45分ぐらいだったんですが、バスの予約が20時台でした。バスの予約に遅れたら乗せないとかアナウンスがあるもので、ちょっと焦っていました。前回妹が最後に並んだ時に全然列が進まず、本当にギリギリになってしまったものですから。


「もしもどうしても時間が足りなくなったら名入りアクセサリーも壺も諦めないといけないかも」


 20時台なので20時59分までは大丈夫、移動のことも考えて20時30分までの流れでどうするか決めよう。そう思って規制中ぎりぎりの列の最後に並びました。


 規制中ギリギリというのは、一応規制中と札を持った人がいたんですが、誰にも何も言わないので普通にみなさん続きに並んでたからです。並んでいいのかなと思いながら私も列についたんですが、本当に何も言わないのでどうしたもんかと思いながら並んだら、後ろもぞくぞくと並んだのにやっぱり何も言わなかったからです。


「うーん、いいのかなあ」


 とは思いましたが、並んでるんだものいいんじゃないだろうかと思うことにしました。

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