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我楽くたくた万博漫遊記  作者: 小椋夏己
2025年9月24日(水)十六回目
662/705

二度目のペルー館・その二

挿絵(By みてみん)


 おいしく試食をいただいて展示室の後半のエリアにさしかかると、ナスカ地方の色々な展示がありました。

 

 目につくのはやっぱり特徴的な焼き物とかと、それから映像で見せる地上絵ですね。くう~、行ってみたい! やっぱり好きなんだよなあ、こういうの。プレアメリカの文明とか、面白くてしょうがないです。


 キラキラしながら見ていたら、


「キープ」


 の文字が目に入ったんですが、探してみてもない。キープは本の写真やテレビなんかで見ただけじゃなク、これまでにインカ展とかで実物も見ているのであったらすぐ分かります。文字をもたなかったインカで伝達手段と使われていた結び目のあるひもなんですが、どうやって読むかとかが分からなくなっているので実物は残っていても何が書いてあるのか分からなくなっているのは残念です。でも残ってるんですよね、今でも。


「もしかして、これ?」


 ふと見上げると、天井からやたらと太くて長いひもがたれてます。昔の日本の台所にさげられてたやつみたい。


「まさか違うよなあ」


 と思いながら係の人に聞いてみたら、タブレットを調べて、


「これですね」


 と教えてくれたのでびっくりしました。


「キープってこんなに大きいのもあったんですか?」

 

 と聞いたら、


「ちょっと大きくしてあるようです」


 とか教えてくれたけど、うーん、これってどう見てもキープじゃない気がする。


 私も専門で勉強したわけじゃないし、もしかしたら地域によっても違うのかも知れませんが、おそらくインカ帝国全体で共通だったんじゃないかと思うんです。だって、飛脚が持って走って連絡網に使ってたんですから、こんなでっかいの運べまい。だけどまあそういう展示にしたんだろう、なんでか知らんけど。

 

 しばらくナスカを堪能してからパビリオンを出て、ということはせず、ある列に並ぶことにしました。 

写真左  :ナスカというとこれというハチドリの絵が描いてありました。

写真2枚目:やっぱりこれはキープじゃないと思いつつ、キープらしいです。

写真右上 :地上絵を紹介していた動画からこれも有名なお猿さん。

写真右下 :ナスカの特徴的な絵のある陶器とかを映像で動かしていました。

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