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我楽くたくた万博漫遊記  作者: 小椋夏己
序章 万博に行くまでに
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5月も後半に突入したんですが

 ということで様子を見ていたら、花粉も黄砂もかなり減ってきた。


「このへんどうかな」

「う~ん、まだ仕事が」

「じゃあこのへんは」

「ちょっとそのへんも」


 ということで、なかなか予定が合わない。


 正直、結構イライラしてきました。


 自分の体調もあってのことだったんですが、気候的にもこの時期が一番いい。もうちょっとしたら梅雨に入って雨の日が続くとまた行きにくくなる。何しろどっちも絵に描いたようなインドア派です。天気の悪い日にできたら出かけず、家でゆっくりしたいとうタイプ。


「でもそうしてると5月終わってしまうけど」


 と、


「最終週までに行けなかったら一回一人で様子を見てくる」


 と、宣言しました。


 かなりマジでした。


 私は一人でも多人数でも楽しめるタイプです。以前書いたいとこぐらい「一人で楽しみたいから」とぴしゃりと断るというほどでもないですが、一人で行っても楽しめる自信はあります。これまでだって色んなところに一人で行って楽しんできてます。


 と、最後通告をしたところ、


「もうちょい待って」


 ということで、様子を見ることにしました。


 まあねえ、せっかく一緒に行こうと言ってるのに、先に一人だけ行って足並みが揃わないってのも考えたらつまらないし、


「もうこうなったら6月になってからでもええかなあ」


 などと、ちょっとだけ思い始めておりました。


 どうせなら道連れがいた方が楽しいでしょうしね。

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