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我楽くたくた万博漫遊記  作者: 小椋夏己
十五回目に向けて
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一人で行く準備をしよう

 さて、最初から最後まで一人ですから、何かがあった時に誰にも頼ることはできません。


 とか書くと、


「どんなサバイバルやねん」


 となりますが、まあ本気でもしもケガしたりしても一人でなんとか帰らないといけないのは本当です。


「水、余分に持っていくか」


 それだけ言って思いついたのはそのぐらいです。もしも途中で動けなくなっても、水さえあれば生きていけるだろうと、またどこの山に行くんじゃみたいなことを言ってますが、水は重要です。


「荷物を分けて持っていこう」


 これまでは大きなカバンに一つに入れてどばっと抱えて行ってたんですが、リュックと肩掛けバッグの二つに分けることにしました。何しろ水が増えますからね。水の検査に取り出して、また入れるのがめんどくさいんですよ。最近はバッグごと検査することも多いので、椅子だけ取り出してリュックを「水だけです」としたら検査も簡単だし、片付けも簡単。


 リュックの候補は二つ。一つは普通のリュックでポケットがいっぱい付いてて便利です。もう一つはヴィッセルのファンクラブの特典で、実は今まで使ったことがない。


「ヴィッセルリュックはちょっと小さいから、水たくさん入れたらギチギチだな、こっちにしよう」


 ポケットがたくさんついたリュックに保冷バッグを入れて、その上から椅子を入れたらちょうどいい感じ。


「うむ、準備は万端じゃ」


 大層なことを言って、いつもと変えたのは結局これだけでした。

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