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我楽くたくた万博漫遊記  作者: 小椋夏己
2025年9月16日(火)十四回目
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夜の2億円トイレ

挿絵(By みてみん)


 パレードは15分から20分ぐらいでした。並び始めた頃はまだ明るかったのに、その頃になるともうかなり暗くなってきてました。


 実は、T氏が足を痛めました。ちょっと痛めてるところをかばってたら膝にきてしまって歩くと痛いらしい。まだ少し早いし、もうちょっと見たいところはあったんですが、今回は帰ることにします。バスを予約してるのでそのままなら西ゲートから帰るんですが、反対側になりますし、私は西にまだ行きたい場所があるのです。T氏にここで待ってもらってて、東から電車で帰るという選択肢もあったんですが、そちらも大変そうだし、ぼちぼちとゆっくりなら歩けると言うので、大屋根リングに沿ってぐるっと北回りで帰ります。

 距離的には例の森を抜けてまっすぐ行く方が近いと思うんですが、大変な人だからゆっくりリングの下を回りながらの方が楽だということで、途中のベンチで休みながら行きましょう。


 途中、一番北あたりに来たところで見つけてしまった。


「あれ、2億円トイレ」


 テレビなんかで色々言われてたあのトイレです。あまりこちらまで来なかったもので、意識してみたのは初めてです。バスからはよく見えてたんですけどな。


 行ってみたら男性・女性関係なく赤や青や黄の色の建物なので、青いから男性かと思って近づいたら女性用だったりして、結構みなさんうろうろされてました。手を洗うところも洗面所みたいではなく、壁から直接生えてる感じで、


「なんかキャンプ場のトイレみたい」


 と思いました。


 夜であまり色もよく分からなかったのでまたお昼に来てみようかな。

夜の2億円トイレ。

なんだか薄暗くて本当にキャンプ場のトイレみたいです。

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