バングラデシュ館
セネガルの次はお隣のバングラデシュ館です。ここは三つの国が一つの建物に入ったパビリオンです。バルト館もそうですが、アパートでも四軒ぐらいがくっついたのありますよね、上下二つずつとか、横に四つ並んだの、ああいう感じになってます。
バングラデシュ館はセネガル館よりも少し人が並んでました。中に入ったらやっぱり同じようにその国の自慢の産物というんでしょうか、その紹介の品が並んでました。
バングラデシュは「モスリン」という織物が「織物遺産」というものになっていて、
「空気の織物」としてヨーロッパでも愛されていたそうです。なんと、あのマリー・アントワネットもお気にいりだったとか。そういうこと、全然知らなかったです。
バングラデシュに対する私の知識は、
「元はインドだったけどイスラム国家として独立してインドではなくなった」
ぐらいです。インドはヒンズー、そしてスリランカが仏教と宗教の違いで分かれたことは知っています。そして今も国境地帯では衝突があること、それから確か水害が多かったんですよね。そのために最貧国の一つみたいに聞いたこともあります。
そういや、前にシャツを買ったらバングラデシュ製で、我が家では、
「バングラシャツ」
と呼んでいましたっけ。今はそういう工場がバングラデシュやミャンマーのような国に多くできて、そういう製品も多いようですが、元から織物の産地だったんですね、納得です。
今回セネガルとバングラデシュのパビリオンに入ったことで、どういう国かと興味も出て、ちょっと調べてみたりもしました。そういうきっかけをもらえるのも万博ならこそかなと思っています。
写真上:「織物遺産」と呼ばれているモスリン。
写真下:きれいな焼き物色々です。




