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我楽くたくた万博漫遊記  作者: 小椋夏己
2025年9月11日(木)十三回目
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十三度目のバルト館+α

          挿絵(By みてみん)

  

 シンガポール館を見終わったら、もう20時15分ぐらいでした。


「私には行きたい、いや、行かねばならないパビリオンがある!」


 そう、あそこです。


「バルト館」


 なんですが、もう妹も2回行ってるし、無理に付き合わせるのも申し訳ない。ということで、ここで3つに分かれました。


「チュニジア館入れそうちゃう」


 バルト館のすぐご近所です。まだ列はありましたがかなり短くなっていて、どうやら並べそうなので妹はそこに。


「ちょっと疲れたから」


 と、T氏はベンチで休憩。


 私はいつものようにバルト館に入って松の香りを胸いっぱい吸い込みました。


 奥の「絆の壁」までいったら、今日もアルトゥルさんがいらっしゃいました。もうなんとなく顔を覚えてくれてるようですが、「大きな黒いハートの」と言うと「ああ!」と確実に思い出してくれます。


 少しばかり話をして、今回も一緒に写真を撮ってもらい、他の方の写真も撮ってあげて任務完了です。


「万博が終わってしまったら会えなくなるのがさびしいです」


 と言ったら、


「また会えるんちゃうかなあ」


 と関西弁で答えてくれたのが面白かったです。


 出てきたら妹はチュニジア館に入れたようですが、もう新規の入館はストップしていたので、ベンチで待っているT氏のところに行ってみたら、


「あれ、あんなんあったっけ」


 座っているベンチのすぐ前に、なんだかこんもりした建物のなのかどうか分からない何かがありました。暗いからなんだかよく分からない。


「行ってみようか」


 と言ったんですが、T氏は休んでるというので一人で入ってみたら、


「3Dプリンターで作った家」


 でした。


 こんなの前からあったかなあ。


 ちょっと説明を聞いたりしてたら妹も出てきたので、帰る、前にもう1か所行かないといけないところがあるのです。


 そうそう、妹がチュニジア館に入った感想です。


「展示より何より、なんか中だけ時間が止まってるみたいにみんなのんびりお茶飲んだりしてて、ここ何時までやるんやと思った」


 と言ってたので笑いました。


「アクセサリー見たり、お菓子買ったりしてほんまにどうなってるんかと思った」


 と言ってたんですが、そういや今日は夜遅いのにろくろの職人さんがまだがんばっていて、次々注文されたつぼやお皿を作ってたなあ。


 盛況で何よりですが、本当に何時までやってたんだろう。

写真上と左:いつものバルト館とお仕事中のアルトゥルさん。

写真中右 :チュニジア館の出口では、まだまだお仕事をされてました。

写真下  :ゲームかなにかに出てきそうな不思議な形の3Dで作った家。


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