パソナ館・その四
記念チケットの中にすでに出てきてますが、その次の部屋は、
「iPS細胞で作った人工心臓」
でした。
アトムの映画でもこの心臓を移植されてアトムは復活しています。
実物は心臓と言っても心臓サイズじゃなく、3センチ四方ぐらいの大きさだそうです。本当に「鶏の肝」ぐらいの感じですか、形も似てますし。
その人工心臓が、ピクリピクリと動くんですよね。あれがもう不思議で。
「心臓は不随意筋」
という、人間の意思で動かすことのできない筋肉でできています。自分の意思で止めたり動かしたりができないから、いきなり止まったりすることもあるんですよね。
そういや思い出したんですが、
「心臓は一生休まず動き続けている」
というの、あれはちょっと違うと前に何かで読んだか聞いたしたことがあります。
「一回ずつ休んでる」
が本当だということでした。まあ言われてみたら確かにそうですよね。だけど、それでも一生の間、この方が止まってしまったら即命が終わってしまうので、休み休みでいいからずっと動いててほしいなと思います。
だからこのミニ心臓も自分の意思で休みながら動いているということになるんですが、だったらなんで動くんでしょうね、それを考えるとまた不思議だなと思いました。
ミニ心臓のお隣に、「大阪ヘルスケアパビリオン」と、どこだったかでもう一箇所でも見ることができた「心筋シート」もやっぱりぴくりぴくりと動いてました。この技術がもっと進んだら、心臓が原因で不自由になったり命を落とす人は少なくなるのかも知れないなあ。
写真左:ミニ心臓、本当に小さかったです。
写真右:心筋シート。ひらりひらりと動きます。




