表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
我楽くたくた万博漫遊記  作者: 小椋夏己
2025年9月11日(木)十三回目
538/800

パソナ館・その四

挿絵(By みてみん)


 記念チケットの中にすでに出てきてますが、その次の部屋は、


「iPS細胞で作った人工心臓」


 でした。


 アトムの映画でもこの心臓を移植されてアトムは復活しています。


 実物は心臓と言っても心臓サイズじゃなく、3センチ四方ぐらいの大きさだそうです。本当に「鶏の肝」ぐらいの感じですか、形も似てますし。


 その人工心臓が、ピクリピクリと動くんですよね。あれがもう不思議で。


「心臓は不随意筋」

 

 という、人間の意思で動かすことのできない筋肉でできています。自分の意思で止めたり動かしたりができないから、いきなり止まったりすることもあるんですよね。


 そういや思い出したんですが、


「心臓は一生休まず動き続けている」


 というの、あれはちょっと違うと前に何かで読んだか聞いたしたことがあります。


「一回ずつ休んでる」


 が本当だということでした。まあ言われてみたら確かにそうですよね。だけど、それでも一生の間、この方が止まってしまったら即命が終わってしまうので、休み休みでいいからずっと動いててほしいなと思います。


 だからこのミニ心臓も自分の意思で休みながら動いているということになるんですが、だったらなんで動くんでしょうね、それを考えるとまた不思議だなと思いました。


 ミニ心臓のお隣に、「大阪ヘルスケアパビリオン」と、どこだったかでもう一箇所でも見ることができた「心筋シート」もやっぱりぴくりぴくりと動いてました。この技術がもっと進んだら、心臓が原因で不自由になったり命を落とす人は少なくなるのかも知れないなあ。

写真左:ミニ心臓、本当に小さかったです。

写真右:心筋シート。ひらりひらりと動きます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ