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我楽くたくた万博漫遊記  作者: 小椋夏己
十二回目に向けて
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エンジンがかからない

 車のキーを刺して回しても、


「すかっ」


 そんな感じでエンジンがかからないんです。


「えっ、なんか下手したかな」


 何回も何回も回すけど、そのたびにすかすかで手応えがない。


 この感覚、経験がある。これまでに何回もなったことある。


 今乗っている車は父親の車です。前は人づてにもらったコンパクトカーに乗ってたんですが、それがだめになったので父の車をもらい受けて乗ってる形です。


 父が免許を返納し、私が一人で二台を管理するようになったんですが、実家に置いてあったこの車はどうしても動かす回数が少ない。それで置いてたらバッテリーが上がってしまってエンジンがかからなくなったということが何回もあったんです。


「バッテリー上がってる、なんでだ、さっき上がってきたばっかりやのに」


 とにかく明日も万博に行くのに駅まで乗ります、帰りも駅から乗ります、動かないと困らない、


「なんでやねん!」


 そして気がついたんです。


「ヘッドライトか!」


 さっき車庫から出す時に暗いから点けて、いつもだったらすぐに消すんですが今日はちょっとその後でごそごそすることがあり、すっかり消すのを忘れてたようです。暗くなってたら点いてるが分かるけど、下から上がって実家の前は明るくて、ライトが点いていることに全く気がつかずにつけっぱなしになっていたようです


 一時間ほどエンジンを切ったままライト点けたまま。


 完全にバッテリーが上がってました。

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