表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
我楽くたくた万博漫遊記  作者: 小椋夏己
十二回目に向けて
500/762

さて帰ろうと思ったら

 夏パス最終日の一日前、30日の土曜日の午後、妹がとんでもないことをしてもうちょっとで最後の万博に行けなくなるところでした。


「やれやれ、なんとかなってよかった」


 私もホッと一息。


「今日は帰ったら洗濯とかも早くやって、明日に備えて早く寝よう」


 そう思っていました。


 入場は東ゲート12時なので、そこまで早く出る必要はありません。ですが入るのに1時間以上は早く行っておきたいところです。


 いつものように仕事と用事を済ませ、実家で晩ご飯を食べてから帰る支度をします。これが結構面倒なんですよね、荷物を分けたり積んだりもしないといけないし。


「そうそう、車を上げておかないと」


 実家の車庫は私道沿いに入口があり、県道からは見えない地下の部分になります。夕方、まだまだ外は明るいですが車庫の中はちょっとだけ暗い。車を出す時にはちょっとだけヘッドライトを点けたりもします。車庫の中にも電気はありますが、それを点けずに車のライトで照らして出て、出たら切っておくようにしています。


 そうして車庫のシャッターを下ろして鍵を閉め、実家の前の敷地停めておき、荷物を積んでから帰ります。


 その日によって時間は違うんですが、この日は車を停めてから1時間ぐらいしてから帰ることになりました。大体30分から1時間ほど置いておくことが多いかな。今の時期は夏のお日様ギラギラなので、できるだけギリギリまで車庫に入れてあります。もちろん仕事や用事で出す時は別ですが、この日は何もなかったので手が空いた1時間ほど前に出してきてました。


「さて帰るか」

 

 と乗り込んだら、


「え?」


 アクシデント発生です。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ