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我楽くたくた万博漫遊記  作者: 小椋夏己
2025年8月28日(木)十一回目
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Dialogue Theater いのちのあかし・その八

     挿絵(By みてみん)


 三階まで上がってスピーカを見て、さっきのように劇場を通らずに階段を降りて元の中庭まで。このルートも普通だったら通れないので通らせてもらえてよかったなと思いましたが、もう一度三階まで上がるのは正直「エレベーターとかないのかな」と思ってしまいました。


 中庭の別棟にある展示室に入ったら、なんでかセルロイドの展示なんかやってました。中には映画のフィルムもあったので、河瀬さんの監督つながりかなと思ったんですが、ここにはスポンサーかな、その企業の展示だとか。でもなかなか懐かしいものが見られましたよ。

 

 確かに子どもの頃ってまだまだセルロイド製の物が多かったと思います。というか、セルロイドから今のはなんだろうポリプロピレンか何かですか、そういうのにいつから切り替わって、いつからそれが普通になったのかもう覚えてないぐらいです。


「確かにセルロイドってあったよなあ」


 という思ってました。


 見るだけで懐かしいセルロイドのキューピーちゃんやおもちゃたち。それから映画やアニメのフィルムもそうだったようです。そういうフィルムが何でできてたか、できてるかなんて考えたことがなかったです。


 そしてその流れで一枚の絵があったんですが、係の人が教えてくれたのは、


「絵に見えるけどこれは液晶フィルムなんです」


 って、目の前でそれまで見ていた絵が他の絵にさっと変わってびっくりしました。セルロイドからそうい未来につながっているということなんでしょうね。今も壁にかけるぺらぺらの液晶モニターがあるし、これからはどんどんそういうのに普及していくということでしょう。


 ということで、いのちのあかしは見終わりました。


 妹は期待が過ぎたのか、


「思ってたほどではなかった」


 と言ってましたが、またチャンスがあったら見てみたいようです。そういうパビリオンでした。

写真上:懐かしいセルロイドのおもちゃたち。

写真下:古い映画やアニメのフィルムです。

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