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我楽くたくた万博漫遊記  作者: 小椋夏己
2025年8月28日(木)十一回目
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Dialogue Theater いのちのあかし・その五

 無事に代表の方も決まったのでその方だけを残して教室に戻りました。


 その時、一番目の若い女性が三番目の方に、


「すごいですね、全身ミャクミャク様」

 

 と話しかけて、見てみたら本当、服がミャクミャクデザイン。


「いいですねえ」

 

 と私も話しかけて気がついた、


「あれ、さっきの矢印の方」

 

 そう、さっきは帽子をかぶって座って、前にかばんも持ってらっしゃったので、服のデザインにまでは気がつかなかったんです。今は室内に入るので矢印の帽子を脱いでらっしゃいましたし、横にいたので全然気がついてなかった。


「ああ、あの」

 

 あちらも気がついて、


「なんという偶然」

 

 とびっくりです。


 そしてあの時、あまりよく顔が見えなかったことと、お隣に若い赤ちゃん連れの方がいらっしゃったので、てっきり若いおばあちゃんかと思ったら、


「友人です」


 って、失礼いたしました!


 お友達は他のパビリオンに行ってらっしゃるということで、一人で来られていたようです。


 思わぬスタンプの当たりが思わぬことで袖擦れ合った方、偶然に本当にびっくりしました。

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