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我楽くたくた万博漫遊記  作者: 小椋夏己
2025年8月28日(木)十一回目
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ミャクミャクもなか、抹茶とバニラ

挿絵(By みてみん)


「ミャクミャクもなかが食べたい」


 今回来る時に妹の「食べたいものリスト」に入っていた一つがそれでした。


「売ってるのは大屋根リングの下のクッキングカー、どこにあるのか」


 と言ってたのが、


「あ、すぐそこやん」


 と気がつきました、本当に目と鼻の先。


 行ってみたらこちらも並んでる。そこまで長い列じゃないけど、なんか思ったより列の進みが遅い。


「バスが38分発やから、余裕を見て30分まで並んで買えたら買おう」


 ということになりました。


 どうやら一時的に列が停滞していただけみたいで、案外早く買えました。


「抹茶とバニラがあるけどどうする」


 という話になり、最初妹がバニラと言ったんですが、私が本当はバニラの方がよかったと知っていもう戸が抹茶にすると言い出しました。


「どっちでもいいから私が抹茶にする」

 

 いやいやいいから、とか言い合ってたら、前に並んでた女性が、


「ここの抹茶、家のすぐ裏」


 とか話しかけてこられて、並んでいる間色々と話をしていました。


 そしてですね、順番になり、その方が買って、次に妹が買うのを見ていたら、


「抹茶」


 と注文していたので、そんじゃ私はバニラと思ったんですが、色々と考えながら、


「ミャクミャクもなかバ『ニ』ラ」


 と言ったら、なんでかすごく変な発音の「バ『ニ』ラ」になってしまった。


 自分で変だなと思ったんですが、知らない顔して会計を済ませもなかをもらって出てきたら、妹がめちゃくちゃ笑ってる。


「バ『ニ』ラって、なんであんな発音……お店の人もきっと笑ってたはず」


 と、お腹かかえて笑うので、


「聞かれてたかと」


 私も笑いながらもなかを持って「石のパーゴラ」のところまで移動し、石のベンチに座って食べることにしました。


 でもその間ずっと妹tが発音を真似して、


「バ『ニ』ラ」


 と笑うので吹き出しそうになりながらもなかを食べることになりました。

写真左 :ミャクミャクもなか、ゲットしたて。

写真右上:バニラ味と抹茶味を並べてみました。

写真右下:「ミャクミャク甲羅干し」と妹が袋をむいたもなかを並べました。表と裏になってます。

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