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我楽くたくた万博漫遊記  作者: 小椋夏己
2025年8月28日(木)十一回目
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サウジアラビア館・その三

挿絵(By みてみん)


 背の高い建物に入ると、一つ一つの建物にテーマに合わせた展示物がありました。

 

 まず最初には現代の若手アーティストの作品です。最初に見た時には伝統的な芸術品なのかなと思ったんですが、なんだかちょっとこれまで見てきた伝統的芸術とはちょっと違う気がしました。なんだろうと思って説明を見たら、現代を代表する人たちが伝統やらなんやらで生み出した作品ということです。それでなんとなく前衛的なのもあったんだな。ひっかいたような文字なんか、古い文字なのかと思ったら違いました、アートでした。


 次の建物に進むと、薄暗い部屋の一段低くなった部分にシンセサイザーが置いてあって音楽が流れています。同じアートで今度は音楽の紹介らしいです。


「なんかこんなん見たことあるぞ」


 思わずそう言ってしまいました。


 そう、私の人生かけて見守り追いかけているTMのリーダー、TKこと小室哲哉ってこんな風に紹介される気がする。どうやらかかっている音楽を作った人の機材らしい。


「Desertf!sh(デザートフ!シュ)」


 そういう人が、


「ふっ」


 という顔をした写真を飾ってありました。


「サウジアラビアの小室哲哉やな」

「サウジアラビアのヒャダインや」


 もちろん上が私で下が妹の発言です。いや、小室哲哉やから!


 サウジのTM部屋(譲らない)を出た廊下には給水機がありました。これまでパビリオンの中で見たことがなかったのでこれは珍しい。私も氷が残っているペットボトルにお水を追加。外の給水器とはちょっと違う感じでしたが、入れやすかったです。


 並んでると前に入れてた男の人が入れたのを飲んでかな「常温や」とがっかりしたように言ってました。みんな冷たいお水が飲みたいんですよね。だから重いけど凍らせたペットボトルを何本も持っていくのです、うん。

写真左上:毛糸を編んだようなアート。

写真左下:古い文字かなと思ったアート。

写真中上:地下に設置された音楽機材。

写真中下:サウジアラビアの小室哲哉。

写真右 :サウジアラビア館の中の給水器。

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