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我楽くたくた万博漫遊記  作者: 小椋夏己
2025年8月28日(木)十一回目
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万全の構えの妹

 今回も西ゲートですが前回より1時間早く10時入場です。


「あんまり早く出られへんからこの間と同じぐらいでいいかな」


 と妹が言って来ました。


 そりゃなあ平日やもんな、その日に用事終わらせてから来るのはなかなか大変ですわ。ということで、


「いいよ、あの時間でも9時半ぐらいには着いてたし大丈夫」


 と返事をしておきました。別に10時入場だからと言って10時に間に合わないといけないわけではありませんですし。


 だったんですが、そのすぐ後です、


「この時間でいいかな」

 

 と、もっと早い時間を言ってきた。


「こちらは合わせるけど無理せんでもいいよ」


 と言ったんですが、


「その時間なら行ける」


 と伝えてきた時間が桜島8時半ぐらい。バスの時間によりますが9時には会場に到着できます。


 てなことで結果的に前回より1時間ほど早く行くことになりました。


「今さらやけど小さい本買うた」


 ってほんまに今さらやな! 


「パビリオンはちょっと見たし、今度はこれ食べたい」


 と、色々な食べ物を出してきたので笑ってしまった。


「それから傘買うた方がいいと思う」

 

 と、折りたたみの晴雨兼用傘を勧められたので、妹に安物で適当なのを買ってきてもらうことになりました。


「それからここも見たいし、あれも見たいし」


 あの、ここにきて妹めっちゃエンジンかかってるんですが……

 

 それから面白かったのは、電話がかかってきたので出たら、


「椅子が1000円以下で売ってる。T氏がいるんちゃうの」


 って、そんなもんまで!


「うちはそれより高く買うたからなんか損した気分、ってこの椅子、体重制限でT氏はあかんわ」


 と言った後、


「まあ9月になったらうちの椅子貸してあげたらいいか」


 と、椅子は買わないことになりました。


 うん、ますますこれから万博の季節始まるみたいな気がして思い切り面白いのでどうしようか。

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