フランス館・その五
ヴィトンヴィトンヴィトン連発のあと、次の部屋では円曲した画面でモダンバレエらしき踊りの映像が流れてました。
踊っているのは男性一人と女性一人。そういやパリオリンピックの開会式の中でもこういう踊りがあったな。男女ペアじゃなく三人。こういうのもトランスジェンダーとかそういうので、今は三人が主流なのかなとか思いながら見てました。
どこかのビルの屋上で踊る三人の男女。モダンバレエってほとんど分からないので一通り見て次へと進みます。すごいとは思うんですが、何がどうすごいかはよく分からないんです。でもなんだかとってもフランスだなという感じがしました。
次の部屋に進む時、天井から紫に照らされた木がばあっと見えていて、オリーブとか書いてありました。ここからエスカレーターで下の階へと移動します。
「あの木がオリーブかな」
と妹が聞いてきたので、
「そうなんちゃうの」
と言って廊下を通り過ぎたら、
「あ、これがオリーブか」
と納得する木がありました。確かにこの木なら見たことがある。ローマ神話とかでオリーブってよく出てきますから、そういうので見たりしてます、確かに。
「奇跡の庭」
と書いてありました。
他には、
「若さの庭」
とも書いてあり、
「秘密を知るにはこちら」
とQRコードがあったんですが、見忘れたので秘密を知ることができなかった……
悔しいのでネットで調べってやっと理由が分かりました。この木、なんと、
「樹齢千年」
だそうです!
人と自然のつながりとか、そのような象徴で奇跡の体現としているようです。なるほどなあ。確かに木の寿命に人間の長寿の秘密も隠されているのかも知れない。調べてやっとなんとなく納得できました。
写真左:屋上で踊っている三人の男女のモダンバレエ。
写真中:奇跡の庭に続くエスカレーター。
写真右:奇跡の庭の樹齢千年のオリーブ。




