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我楽くたくた万博漫遊記  作者: 小椋夏己
十回目に向けて
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いよいよ夢洲

 半分一人万博、半分妹と一緒に行った九回目なんですが、久しぶりに東ゲートから行きました。


 西ゲートから行くのは、電車の人の多さがやはりまだ少しはましだからです。USJへ行く人と重なるとはいえ、電車もそこまでラッシュみたいではないですし、西九条始発なので座って行けたりもします。

 

 東ゲートから行く場合は弁天町から大阪メトロに乗り換えて夢洲まで行きます。西はバスで到着するゲートなので、駅からすぐに行きたい人はこちらから行くことになりますが、遠くから来る電車に乗るので、乗る時からすでにラッシュみたいで乗れるのかどうかから心配するレベルだったりもしました。


 今回、11時入場で10時までを目指して大阪メトロに乗ったんですが、運よく途中から座ることができました。土曜日だったから、その路線に出勤する人も少なかったからかも知れません。思ったより電車も人が多くなかった。


 そして終点、万博のある夢洲駅の一つ手前、コスモスクエア駅を出てすぐのことです、こんな放送がありました。


「次はいよいよ夢洲です」


 いよいよって、いよいよってそれ、いよいよ万博だよって意味だよね? 車内の人の顔もなんだかほわんと緩んでました。うんうん、私も頬が下がったのが分かりましたよ、こういう演出いいですよね。

 

 それから続けて、


「大阪・関西万博のテーマソング、コブクロのこの地球(ほし)の続きを」


 と、このあたり、電車の音でよく聞き取れなかったんですが、とにかくあのテーマソングをみんなで聞きましょうみたいなことを言ったんだと思います。すぐ続きに「こんにちは」の歌がかかり、ますます万博気分を盛り上げてくれました。


 西ゲート行きで乗るゆめ咲線にはこういうのはなかったと思います。このあたり、JRとメトロという会社の違いかも知れませんね。


 二回目に東から来た当時は、まだそういうのなかったと思うんです。蘭奢待と抱合せで昼から来た時もなかったんじゃないかなあ。もしかしたら気がついてなかっただけかも知れませんが、今回はしっかり聞いて、とても幸せな気分になりました。


 確かにすごい人だけど、8月いっぱいは夏パスや夏休み駆け込み勢でいっぱいになって、9月10月は万博そのもの駆け込み勢でいっぱいになるかもですが、この放送を聞くためにまた東から行ってみてもいいかなあ、なんて考えたりもしています。

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