ドイツ館・その三
サーキュラーちゃんと一緒の旅も最後の部屋になります。
円形の真ん中にまるでホテルのロビーのようなソファがあり、そこに座って天井を見上げ、映っているサーキュラーちゃんの映像を見ます。
というとサーキュラーちゃん物語みたいな感じですが、語っているのはやっぱりSDGsみたいな話です。
「サーキュラー」
とは、
「循環」
という意味なんです。日本館でも循環がテーマで、ゴミを分解して新しい物にして、それがゴミとなってまた生まれ変わっての循環を謳っていましたが、ドイツ館でも内容は同じような感じです。日本館のように実際のプラントはありませんが、エネルギーやなんかを新しく回していきましょうというテーマです。そのシンボルがサーキュラーちゃんというわけですね。
ロビーみたいなソファのある丸い床はぐるっと回って、寝転んでサーキュラーちゃんが語る循環の話を見終わったら、壁にあるモニターで自分だけのサーキュラーちゃんを作れます。色とか柄とかその他を決めてポチッとしたらオリジナルサーキュラーちゃん。
最後の部屋を出たらそこはゲーセンのような空間で、色々なことをして遊んだり写真を撮ったりしたらいよいよサーキュラーちゃんとお別れです。ちょっとしたさよならの儀式みたいなことがあり、すごく離れたことをさびしく感じます。
そして外に出たらそこにはショップにつながる行列が。みなさん、サーキュラーちゃんと別れたことがさびしくて、ショップに相方サーキュラーちゃんを探しに行くのかも知れません。
いつも人気のドイツ館、パビリオンに入った人しかほぼショップにも入れないだろということで、私も並んで行ってみたんですが、サーキュラーちゃん高いです! 手のひらサイズで3500円! そしてもうひと回り大きい子が4500円!
ちょっと諦めて出てきました。すごい人気で売り切れ続出のサーキュラーちゃん、4色あって揃えたりしてる方もいらっしゃいますが、もうちょっと値段もかわいかったらいいのなあ。
サーキュラーちゃんお高いなと愚痴りながら、ドイツ館完結です。
写真上:天井に座っている人たちが映っています。ちなみに私は映ってません(笑)
写真中:上の方にこんな感じで色々なサーキュラーちゃんが現われます。
写真下:こんなロビーのような空間で寝転んで最後の映像を回りながら見られます。




