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我楽くたくた万博漫遊記  作者: 小椋夏己
2025年5月29日(木)初回
38/705

荷物チェックを受けよう

   挿絵(By みてみん)


 ゲートに到着しましたが、入る前に、


「手荷物検査」

 

 があります。


 行く前にT氏からこんなことを聞いていました。


「手荷物検査はカバンの中を見られるだけじゃなくX線検査もあるらしい」


 へえ、そんなに厳しいのか。でもそれぐらいしないと、悪いことを考える人もおるしな。


「飲み物検査も厳しいらしい。新しい開封前のペットボトルはいいけど、開封してあるやつは飲んでみてくれと言われるらしい」


 へえ、そんなに厳しいのか!

 

 確かにライブ会場でもサッカーのスタジアムに入る時でも荷物チェックはあるし、缶のドリンクはだめだったはず。でも飲んでくれとまでは言われないなあ。


 並ぶというほどもないですが、それぞれが適当に手荷物検査の列の後ろに付きました。空いてるスーパーのレジレベルです。私の前にも若い男性が一人待ってるだけでした。


 その若い男性が、飲みかけのお茶を持っていたら、検査の人が、


「一口飲んでみてください」


 と言って、本当に一口飲んで見せてる! うわあ、本当だ!


 私はいつもは水筒を持ち歩きますが、最近は外に行く時にはペットボトルのミネラルウォーターを持っていってます。軽いし飲み終わったらペットボトルの回収に入れたら荷物が減ります。飲んでしまっても同じようなのを買えばいいから、そういうことにしています。

 

 こういう長時間暑いところに行くかも知れない時、今まではウォーターボトルに半分ほどルイボスを入れて凍らせ、その上からルイボスを足して持って行ってました。場所によっては数本。今回もそうしようかと思ったんですが、T氏に言われてやめました。


 ウォーターボトルに着せるカバーを付けて、冷やしたミネラルウォーターのボトルを2本持って行きました。そのうちの1本は途中で開けて飲んでしまったので、検査の人にそう言って、


「一口飲みましょうか?」


 と自分から言ったところ、


「いえ、大丈夫です」


 と、なぜか笑いながら言われてしまいました。


 こんなやつがテロとかやるまいと甘く見られてしまったのでしょうか。人は見た目で判断してはいけないのに。


 そう思いながらカバンやスマホをX線の検査機に通してもらい、無事通過。


 ウォーターボトルのカバーが最初に手持ちの何か機械に反応したらしいですが、ペルソナ・ノン・グラータとはならなかったようで、会場内に入れてもらうことができました。もちろんT氏も大丈夫でした。私より怪しいはずなのに。

なんだかんだあってやっと買えたチケットが日の目を見る時が!


電波の調子でつながらない可能性を考えて、買ってすぐに二人分プリントし、畳んでチケット状にしておきました。

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