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我楽くたくた万博漫遊記  作者: 小椋夏己
2025年8月10日(日)八回目
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二度目のミャクミャクくじ

挿絵(By みてみん)


 マレーシア館を出たらお天気が悪くなったこともあり、すっかり暗くなってきていました。


 時間は午後6時過ぎ。さて、どうしますか。


 時間的にはまだ大丈夫なんですが、何しろ雨と特に風が強くなってきた。他のパビリオンに入るならそれもいいし、帰るならそれでもいいという感じ。


 実は、私は翌日は休みでしたが、Iちゃんは用事が入っています。楽しい用事だからいいようなものの、


「明日もこっちの方に来る」


 と聞いてたら、雨風にさらされて遅くなるのも良くないかなと思いました。


 それでどうしたいか聞いたら、


「ミャクミャクくじが引きたい」


 とのことでしたので、以前の東ゲート側から西ゲートの向こうに移動したミャクミャクくじを引きに行きました。

 

 行ったのはいいんですが、


「1時間ほどかかります」


 と、雨風の中を人がたくさん並んでますが、私たちも列の後ろに付きました。


 おそらく、これに並んでた時が一番雨風がきつかったんじゃないかと思いますが、みなさん傘をさして並んでるので、まあ多少は影響が少なかったかな。


 並んでる間にも時々「からんから~ん」と当たりの鐘の音。鳴らし方で一等と二等の違いが分かるんですが、一等もそこそこ出てる感じです。


 そうそう、並ぶ時に時間を聞いたお姉さんに、


「もう当たり全部出てしまったんじゃないですか」


 と笑いながら言ったら、


「出たらまた補充してますので」

 

 と笑いながら返されたんでした。じゃあなくなってしまって三等ばかりということもないだろうと思ったんですが、言葉の通り結構出てます。


 1時間ほど並んで中に入って券を買い、三つあるくじ引き機の一つが空いたら呼ばれて、三角くじを引きます。


 そしてですね、わたくし、


「二等」

 

 を引きました!


 からんから~んと当たりの鐘を鳴らされて、並んでる二等の46センチのミャクミャク様の中から一つを選んで離れましたが、


「こんな雨の中を!」


 急いで持ってきたビニール袋に入れたけど、1枚では全部入らない。頭の方と足の方、両方からビニールで包んで雨から保護して無事に持ち帰れました。


 Iちゃんは三等だったんですが、また今度来たら引くかと聞いたら、


「一つあったらいいからいいかな」


 と言われてしまった。そう言わず、一等めざそうぜ!


 ということで、今回はミャクミャクくじを引いたところで帰ることに。くじから西ゲートはすぐそこで、ゲートから桜島までのバス停までもすぐそこです。ミャクミャク様を抱えてバスに乗ったら、もう後は雨に当たるところもほとんどないし、ほっと一息ついて帰途につきました。


 Iちゃんとデートですごく楽しい一日でした。最後に雨にあったのはちょっと大変でしたが、阪神三宮までずっと話をしながら帰り、また遊びましょうと別れてまた今度。


 ということで、相方変わっての万博八回目、これにて完結です。


 次回、九回目をお楽しみに!

二等と三等はこれぐらい大きさが違います。

今度は一等狙おうかなあ(笑)

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