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我楽くたくた万博漫遊記  作者: 小椋夏己
2025年5月29日(木)初回
37/705

西ゲートへ

        挿絵(By みてみん)


 バスは無事に西ゲート前の発着場に到着しました。


「長かった……」


 読んでる皆さんもそう思われると思いますが、書いてる私、行った本人も本当にそう思います。


 普通さあ、万博行くぞって行くまでにここまでになる人あります? いや、本当になんの因果が万博に報いたのかと思いましたよ。


 百歩譲って行く日が決まらないまではスケジュールの関係もあってないことではないと思います。でも、チケット買いに行ったら子ども用しか売ってないとか、買ったはいいが乗ろうと思った電車に病人が出て遅れるとか、バスのチケット買おうと思ったらクレジット用の機械が壊れてるとか。自分たちのうっかりを含めない部分で、そういうことに出会ってしまったわけです。

 

「だがもうそれもこれで終わりだ、ここからは輝かしい万博探訪が始まるのさ」


 そう思って意気揚々とバスから降りて、西ゲートへと向かいました。


 バスの発着場の前では万国旗がお出迎え。なんだか国際会議の会場に入るVIPのような気持ちです。


 空は曇り空。天気予報では夕方から雨、暑くもなく寒くもなく、ちょうどいい感じです。少しだけ湿度が高いけど、そのぐらいはしょうがないでしょう。

 

 西ゲートは聞いていた通りにガラガラでした。特に行列を作ることもなく、バスから降りた人たちはそれぞれ好きに歩いてゲートへ向かいました。


 さあ、いよいよ会場に入ります!

ひるがえる万国旗を見上げたところです。

空が曇っています。

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