表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
我楽くたくた万博漫遊記  作者: 小椋夏己
2025年8月10日(日)八回目
368/744

水と空気のシンフォニー

   挿絵(By みてみん)


 マルタ館のスタンドで買ったフティーラを持って海辺の階段へ。他にベンチとかも空いてたんですが、大屋根リングや走っていくバスなんかを見ながら食べてました。


 大屋根リングに上がれないので、ちらほら見えるのは係の人だけ。誰も来なくてもやっぱり警備はしないといけないんですね。誰もいない大屋根リングというものも、なかなか見ることができない景色だなと思いながらもくもく食べてました。


 するといきなりショーが始まったんです。


「あ、そういえばそういうのあったな」


 噴水の水がなんか菌がいるぞーとかで噴水のショーは中止になってたんですが、再開されたんだった。思い出したんですが、初めて来た日、大屋根リングを歩いていたら、ちょうど南に差し掛かってきた時にショーが始まって上から見たんだった。今日はたまたま海辺にいたので座ってショーを楽しみます。


 音楽に乗って噴水が小さく上がったり大きく上がったり。夜のショーと違ってライトはないですが、これはこれで楽しいものです。約5分間のショーをのんびりと楽しみました。


「噴水の水や海の水が飛んできた」

 

 とIちゃんが笑ってましたが、風が強いからしぶきがかかったりもあったんです。それもなんだか楽しかったですね。


 ショーが終わったら警備の人も一緒になって拍手。楽しいひとときを過ごせましたが、ショーを見ようと思って来ていたわけじゃなかったんですよね。いきなりの霧もそうですが、Iちゃんといるとそういうのに当たる確率が高い気がします。


「やっぱりそういう運のある子やなIちゃん」


 と、あらためて姪っ子かわいいと思っていました。

ショーがあるのを知ってた人たちは真ん中に座ってたらしいですが、少し離れた席でも十分楽しめました。

水色の矢印の下、警備員さんが拍手をしています。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ