マルタ館のフティーラ
霧の広場を抜けて向かったのは、
「マルタ館」
です。
ここも見たかったんですが、私の予約が取れてるパビリオンもありますし、お昼ご飯だけ食べることにします。
目的は、
「フティーラ」
というマルタの伝統的なパンで、2020年にユネスコの「無形文化遺産」に登録されてます。
固くて真ん中に穴が開いていて、中はふんわりしています。私はこれをたまたまテレビで見かけて、食べてみたいなと思ってたんです。ちなみにその番組は土曜日の朝6時半から関西でやっている「土曜のあさはほめるちゃん」という番組です。漫才コンビの「なすなかにし」があっちこっちを褒めて回る番組で、ほのぼのとしてとても楽しいんです。そこで「ほめパン」として食べてたのがこのパンでした。
なんでパンが無形文化財なんだろうと調べてみたんですが、「マルタのフティーラ」の作り方はすでに16世紀に文書に残っているぐらいに古く、マルタの様々な文化と深く関わっているというところから選ばれたとか。真ん中に開いている丸い穴にひもを通し、上層階の人に配達するなんて文化もあるようです。
テイクアウト式で販売しているので購入して海沿いの階段に座って食べました。しっかりとした歯ごたえで食べ応えです。これ一つでお腹いっぱい。ツナとベーコンの2種類あったんですが、今回は二人共ベーコンをチョイスしました。今度ツナも食べてみたいなあ。
フティーラの売店は大盛況。
私が選んだベーコンと卵のフティーラです。




