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我楽くたくた万博漫遊記  作者: 小椋夏己
2025年8月10日(日)八回目
355/752

パナソニック館・その三

挿絵(By みてみん)


 結晶を持ってあっちこっちの水晶みたいなのを触って回り、次は係の方に案内されて次の部屋へと進みます。


 そこには細長いモニターがあり、その前にある丸い台座みたいなところに自分が持っていた結晶を乗せると、画面の向こうから光る人が現れて、色々な話をしてくれます。


 私にはその人が、


「君のココロは深く考える力にあふれている」


 と言ってくれました。


 これ、どうやら持って歩いてた結晶をどう使っていたかによって判断が違ってくるようです。姪っ子のIちゃんには、


「好奇心に満ちている」


 みたいなことを言ってました。


「やる人によって違うのか、それともやるタイミングによって違うのか」


 と、もう一度持っている結晶を乗せてみたんですが、一度やった人にはもう反応しないようになってます。


「え、こんなプラスチックのかたまりにしか見えないものに、そんな性能があるの!」


 と本気でびっくりです。


 きれいですが、どう見ても単なる透明なプラスチック、その裏に銀紙みたいなのが貼ってあるだけなのです。


「これくれるのかな」


 と、最初に持った時にIちゃんと言ってたんですが、記念品としてくれてもおかしくないぐらいチープな物だと思ってたのに、なんかすごい物だったのかも知れないと思いました。

 

 さすが天下のパナソニックだぜ!

この小さな人がお告げのように言って去って行ったんですが、この人が「ノモ」って人なのかなあ。

手前の丸いところにそれぞれの結晶を乗せたら、それを読んでお告げをしてくれるようです。

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