大阪ヘルスケアパビリオン・その六
もう一つちょっと面白かったブースを紹介します。
「ロート製薬」
目薬で有名なあの会社ですが、リモートで診療するシステムの紹介です。
まず最初は「藤井さん」というおじさんが「畑仕事をしていて溝にはまってちょっと大きくケガをした」という状況で、リモート診察を受けます。傷の映像をを見た医師が「以前登録してあるIPS細胞で作ったシートを送りますから貼っておいてください」と、家にいて薬や治療シートを送ってもらいます。
その時に係の人が、
「地図見ててください、大屋根リング内に病院がある設定なので大屋根リングが出てきますよ」
と言ったんですが、一瞬なので見逃してしまい、
「もう一回見よう」
と見ていたら、次は女性の「セリーヌ山田」さんになりました。この方は診療で初期の乳がんが見つかり、新しい方法で治療してもらい、その定期検診です。その検査や治療の方法が今とは全然違い、痛くなくて安心というものだと紹介していました。
そして次は和田さんで、この方は健康診断で糖尿病予備軍と診断されたんですが、
「食事療法と運動療法で」
と言われてたらT氏が、
「どうしてこの人には新しい治療を施さないんだ、薬とかあるんじゃないの」
と言うので笑いました。私も同じことを思ってたからです。きっとあると思うんですが、この人だけは今とほぼ同じ治療と薬はさすがに新しい薬だと言ってましたが、食事療法と運動療法は今と同じなんだなと面白かったです。
この3パターンだけだったので、この後でもう一度ケガした藤井さんを見て、確かに大屋根リングから治療用シートをドローンで送るところまで見て終わりました。
他にも人工臓器や、色々な治療法をゲームでやってみるのもあり、もちろん私はそれもしっかりやらせてもらったので、ここでも結構な時間を食ったという感じですか。
写真はケガした藤井さん。
左腕に巻いた包帯が痛々しいです。




