大阪ヘルスケアパビリオン・その二
25年後の自分と出会う手順ですが、並んで待ってたら一人ずつ、プリクラみたいな試着室みたいなところに呼ばれて、そこでデータを入力していきます。その時にアプリに登録した時に一人ずつもらう紙のテープを巻いておき、そこの卵の絵のところを「ピッ」と当てていくことになります。入院してる時のバーコードを巻かれるみたいな感じです。
個室に入ると証明写真を撮る時みたいに前に鏡があり、そこに自分が映っていて、それを機械が判断してくれるようです。
まず最初は「髪」からです。なんですが、これちょっと「いや、待って待って」と言いたいところがあります。その直前、この個室に呼ばれる前に「帽子とマスクを外してください」と指示があったので脱いだんですが、汗かきながら帽子かぶってたのでぺたんこになってるし、急いで手で直したけどかなりよろしくない状態だったと思います、うん。もしもこの後でこれやる方、帽子を早めに取って手直ししておいた方がいいです。私は鏡映った自分を見て「髪の毛ぺったんこで分け目もへたってる」と思ってるまま判断されましたので。
髪の次は「肌」ですが、これもねえ……エステ行ったりお手入れしたりしてるわけじゃなく、なすがままほったらかしの肌です。しかも夏の陽に焼けてシミだらけ。うう、涙としか……
髪と肌の診断を泣きながら受けた後は「視覚」です。なんか目を見てどうこうしてたみたいですが、これは何をやられてたかよく分かりません。
次は「脳」です。絵が出てきて「これを覚えてください」とあって、確かその次の「歯」の測定した後で判定されます。
というわけで先に「歯」の説明ですが、映っている鏡に「いーっ」として歯を診てもらいました。
そしてその後で多分戻って、さっき見た絵がどれかを視線で追うわけですが、楽勝でした。
それからそれまで立ってた位置から一歩進んで立ち直し、「筋骨格」の測定です。これも勝手に測ってくれてるようでした。
その次が「心血管ランク」なんですが、これも勝手に測ってくれてたかな。もしかしたらこの時に一歩前へだった可能性もありますが、そのへんはちょっとすでに曖昧。
ただ、車椅子の方はそこでいいとか色々説明があって、その時に正確な数字は覚えてないんですが、確か、
「6歳以下と91歳以上の方はその場で」
みたいなことを言われたんですよね。91歳の方の25年後、可能性はないことはないですが、私よりはもっとぶつだ、いえ、ごめんなさい。
そうして全部を測定し終わったら、「髪」「肌」「視覚」「脳」「歯」「筋骨格」「心血管」のそれぞれにABCでランクが付けられ、
「カラダ測定年齢」
というのが出されます・
私はなんと、
「8歳若く」
判定されました。やったね!
ちなみにT氏は4歳若く判定されたようです。
と、ここで大喜びしたわけですが、よくよく考えたら若い人、例えば20歳の人で8歳若くなんておそらくないと思うので、
「たくさん若く言われた人はそんだけ年食ってる」
ということだと気がつき、ややショックを受けております。
写真左:アプリに登録こんな紙テープが出てきます。
写真中:測定終わった時に出た画面。
写真右:こんな感じで個室が並んでます。




